ジャパンモビリティーショーにてランクル250実車を見ていきました。今回は内装編です。
この車両はプロトタイプで、ブラウン(ダークチェスナット)の内装ですので市販車ではZXグレードと考えられます。
展示車は「ネオステア」という、足元のペダルが無い、ハンドルでアクセルとブレーキを操作できるというバイクから発想を得た操作系統をもつ特別仕様車でした。ランクル250ではとりあえず通常のステアリングホイールの仕様が出ますが、近い将来手だけで操作ができるネオステアが実装販売される日も来るのでは無いでしょうか。
展示車は左ハンドルの海外仕様で、ハンドル以外は通常の量産型と同じです。
さて、ランクル250の内装はびっくりするくらい高級感がありました。ランクルプラドの後継機が出ると噂されて登場したランクル250ですが、やはりプラドという名前がつかないだけある高級感。レクサスと言われてもおかしく無いクオリティです。
印象的なのは後部座席が広いこと。これは新型ランクル70と大違いです。
今回は市販車仕様とは一部異なりますが、その内装をじっくりと見ていきましょう。
↓市販車の内装はこちら
【内装編】ランドクルーザー250 「VX」ブラック内装の特徴!後部座席は想像よりも狭い!
目次
ハンドル周り ネオステア仕様
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ハンドル周りは特別仕様。手だけでアクセルブレーキ操作できる「ネオステア」仕様です。
完全バイワイヤーで電子制御なので、ハンドルもくるくると回さなくても切れるとのこと。運転はゲーム感覚でできると開発の方がおっしゃっていました。
操作としては人差し指でレバーをひけばブレーキがかかります。左右両側にブレーキレバーがありますが、バイクや自転車のように右手が前輪、左手が後輪とかではなく、どちらかを引けば前後輪のブレーキがかかるとのことでした。
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試作機では右手側にあるレバーを押すことでアクセルを操作できます。手でアクセルとブレーキを操作できるのは画期的ですね。
ゲーム感覚で車を操ることができます。
逆にペダルが無いことで、足元が広々となり、シートの細かい調整も必要なくなると感じました。
身体障害者の方向けの開発のようですが、健常者であっても操作性は良いです。高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いも減るのでは無いかと考えられ、画期的なものだと思いました。
メーターフル液晶
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メーターはフル液晶です。
おそらく12.3インチの液晶画面でしょう。クラウンと似た感じかと思います。
12.3インチ液晶画面・ダッシュボード・グローブボックス
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この液晶画面からのダッシュボードの構成はなんとなく新型クラウンシリーズと似ていますね。こちらの方がカクカクしていますが。
ダッシュボードは直線的でカッコイイデザインです。ブロンズっぽいラインが入っているのが特徴的です。
両端のエアコン吹き出し口は丸型です。
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グローブボックスはそこまで大きくありません。分厚い説明書や車検証などの書類が入って終了という感じですね。
オートエアコン・シートヒーター・ベンチレーション
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エアコンは当然左右別で温度設定ができるオートエアコンです。クラウンのようにナノイーXは無いようですね。
また、シートヒーターやエアベンチレーションのスイッチもこちらにあります。クラウンシリーズとボタンの形は似ていますが、配置やボタンが異なっています。
ボタン類や充電口
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エアコンの下になんと音量調整ダイヤルがありました。アナログ感をちょっと残しているのですね。
その隣には360度モニターの「VIEW」ボタンと、エンジンを温める「IDLE UP」ボタンがあります。
その下にはHDMI端子とUSBタイプCの端子が3口もあり、さらに置くだけ充電のトレーもその下にあります。充電には困らないですね。
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運転席側にはドライブモードのセレクトボタン類がありました。
センターコンソール
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シフトレバーは太くて小柄なよく見るやつです。シフトブーツ履いてます。
マニュアルモード付きです。
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コンソール助手席側(展示車は左ハンドル)にドリンクホルダーが2つあります。
パーキングブレーキはレバーではなく、電動パーキングブレーキスイッチがありました。
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左側のボタンはセンターデフロック、リアデフロック、スタビライザー解除のボタン、トラコンOFFボタン。H4、L4はダイヤルをレバーへ変更。押しながら切り替えます。
コンソールボックス
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アームレストは革張り仕様。白ステッチも入りおしゃれです。
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中を開けると、なんと冷蔵庫になっています。「COOL BOX」ボタンを押すと冷えるようです。
シート
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シートは上級仕様なのか本革製だと思われます。さらにシートシーター、エアベンチレーション、パワーシート搭載です。
体を包み込むようなシート形状です。
後部座席は余裕の空間
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後部座席も抜かりありません。シートは前列席と同様に本革張りで、おそらくシートヒーター、エアベンチレーションがありそうなシート表面をしています。
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後部座席にもアシストグリップが付いているので乗り降りも楽です。
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座ってみると後部座席はゆったり空間です。拳が3個ぐらいいけそうでした。
前列座席の裏にはシートポケット装備です。
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後部座席中央のアームレストを引き出してみると、スタンダードなドリンクホルダーがありました。
特に小物入れやUSB端子はありませんでした。
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センターコンソールボックス裏には豪華な設備が!
電源が入っていなかったので詳細はわかりませんが、エアコンの温度調整やシートヒーター、エアベンチレーションの操作ができそうです。
エアコンの下にはUSB-C端子が2口とシガーソケットが1つありました。その隣が拡張できそうなので100Vコンセントもオプションでいけそうです。
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頭上にはエアコンの吹き出し口とアシストグリップがありました。
ランクル250は高級車
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ランクル250の日本仕様の詳細発表はまだありませんが、この展示車をみる限り、クラウンの一つ下か同等、レクサスと言われても納得するクオリティの高さでした。
展示車は本革仕様でしたので、上級グレードかと思いますが、ランクルプラド150とは大きく異なる高級感で、プラドの後継機という雰囲気は微塵も感じない仕上がりです。
ランクル250はデカさがネックではありますが、実物を見てしまうと買えるなら、駐車場探しに苦労しなかったら欲しい、という気持ちが高まってしましました。
皆様の参考になれば幸いです。
ランクル250 KINTO価格
トヨタのカーリース「KINTO」でも販売を開始します。グレードはVXガソリン、VXディーゼル、ZXディーゼルモノトーン仕様、ZXディーゼルツートーン仕様です。
価格は月額50,710円〜71,170円(税込)です。
KINTOはランクル70発売時に車両確保に有利と言われていましたので、すぐ乗りたい方はKINTOも検討すると良いかもしれません。
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