2025年の新型カローラクロスは、実用性と上質さを両立したZグレードが注目されています。先進装備と高効率なハイブリッドシステムを搭載し、都会でも郊外でも快適に走れるバランスの取れた仕様が魅力です。ここではZグレードの価格・装備・デザイン・エンジン性能などを7つのポイントから詳しく解説します。
目次
1. 価格とパワートレイン

Zグレードは、快適装備とスタイリッシュなデザインを備えつつ、コストパフォーマンスにも優れたモデルです。
価格は2WDが3,430,000円、E-Fourが3,689,000円(税込)。
搭載されるのはトヨタが誇る1.8Lハイブリッドシステムで、燃費はWLTCモードで26.4km/L(2WD)、24.6km/L(E-Four)を実現。経済性と信頼性を兼ね備えた内容で、日常のあらゆるシーンに対応します。
2. ボディサイズ
カローラクロス Zグレードのボディは、全長4,460mm/全幅1,825mm/全高1,600mmとSUVとして扱いやすいサイズ感にまとめられています。最低地上高は160mmと、ほどよいサイズで運転しやすく、取り回しの良さと存在感を両立したバランスの良い設計となっています。
3. エンジン・ハイブリッドシステム(1.8L)

Zグレードには、1.8L直列4気筒ハイブリッドエンジン(2ZR-FXE型)を搭載。
モーターアシストと合わせたシステム出力により、スムーズで静粛な走行が可能です。
GR SPORTとは異なり、快適性や燃費を重視したセッティングがなされており、日常の通勤や家族でのロングドライブにも適した特性を備えています。E-Four仕様では、滑りやすい路面でも安心の走行性能を発揮します。
4. 主な快適装備

Zグレードでは、日常の使いやすさを高める先進快適装備が標準装備されています。運転席パワーシートや前席シートヒーター・シートベンチレーションに加え、10.5インチのディスプレイオーディオPlus(ナビ機能付き)を標準装備。
左右独立のオートエアコンやスマートキーなども搭載され、日々のドライブが快適でストレスフリーになります。
ワイヤレス充電はZのみにオプション設定されます。
5. エクステリアデザイン
Zグレードのエクステリアは、シンプルながらも上質な仕立てが特徴です。

Bi-Beam LEDヘッドランプやライン発光のLEDリアコンビネーションランプを採用し、視認性とデザイン性を両立。
下位グレードではBi-Beam LEDヘッドランプ+ターンランプ+クリアランスランプとなり、バルブ球が使われます。

リアランプもフルLEDです。
下位グレードでは半分がバルブ球(LEDテールランプ&LEDストップランプ+ターンランプ&バックアップランプ)になります。
6. インテリア・内装素材

内装は、本革とファブリックを組み合わせたシートが特徴。

12.3インチのフル液晶メーターは表示切替が可能で、先進的なコクピットを形成。加飾パネルにはスモークシルバーを使用し、シンプルながらも洗練された空間に仕上がっています。居心地の良さと質感にこだわるユーザーにぴったりです。
7. 安全・運転支援装備
Zグレードは、安全面でも抜群の充実度を誇ります。Toyota Safety Senseによる全車速対応クルーズコントロール、LTA(レーントレーシングアシスト)、プリクラッシュセーフティなどを標準装備。さらに、パノラミックビューモニターやブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートも搭載され、ドライバーの死角を減らし事故を未然に防ぎます。家族での使用にも安心です。
Zグレードが他グレードと比べて優れている6つのポイント

カローラクロス Zグレードは、シリーズの中でもバランスに優れた上級仕様として位置付けられています。
以下では、他の主要グレード(G、S、GR SPORT)と比較して、Zグレードが特に優れているポイントをピックアップして解説します。
1.シートベンチレーション

Zグレードでは、GRにもない「エアベンチレーション」がついているのがZの特徴です。夏でも快適ですね。
2. 運転席8WAYパワーシート

Zグレードでは、本革が入った運転席に、高機能のパワーシートが特徴です。
Zグレードには、運転席に8WAYパワーシートが標準装備されています。
前後スライド・リクライニング・高さ調整・座面角度調整の4軸を電動で自在に調整できるため、ドライバーの体格や好みに合わせた最適なポジションが簡単に見つかります。長時間運転でも疲れにくく、きめ細かなセッティングが可能なこの装備は、ワンランク上の快適性をもたらしてくれます。
GRは6WAYパワーシートでZよりも調整機構が少なく、手動式の調整しかできない下位グレードと比較すると、乗るたびにその便利さと上質さを実感できるでしょう。
3. 見た目と走行性能に差が出る18インチホイール

Zグレードには、切削光輝+グレーメタリック塗装の18インチアルミホイールが標準装備。GやSでは17インチにとどまるため、視覚的な高級感やスタンスの良さで大きな差をつけています。
GRになると19インチになりますが、ホイールは大きくなればなるほど燃費と乗り心地が悪くなっていきますので、ちょうど良いくらいなのではないでしょうか。
4. ハンズフリーパワーバックドアで荷物の積み下ろしがもっと快適に

Zグレードには、利便性を大幅に向上させるハンズフリーパワーバックドアが標準装備されています。GR SPORTはメーカーオプションとなります。
スマートキーを携帯した状態でリアバンパー下に足をかざすだけで、バックドアが自動開閉。両手がふさがっている時や荷物が多いシーンで非常に便利です。また、挟み込み防止機能、停止位置メモリー、予約ロック機能も搭載されており、安心と使いやすさを両立。上質なSUVにふさわしい先進装備として、Zグレードの価値を一段と引き上げています。
5. LEDフロントフォグランプで悪天候時の安心感をプラス

Zグレードには、LEDフロントフォグランプが標準装備されており、霧や雨、雪などの悪天候時にも高い視認性を確保します。
ハロゲンバルブと比べて光量が安定しており、広がりのある白色光で路面状況をしっかりと照らします。さらにデザイン面でもLEDのシャープな発光は、フロントマスクに洗練された印象を与え、高級感のある外観を演出。見た目と機能性の両面で、Zグレードにふさわしい上質なディテールのひとつです。
6.センターランプ(LEDクリアランスランプ)

グリル上のセンターランプ(LEDクリアランスランプ)も標準装備なのが特徴的です。
これが光っているだけでZグレードだと一目でわかります。これは好みが別れそうですが、個人的には光っていると他とは違う高級車っぽくてかっこいいと思います。
まとめ:上質で快適なZグレードはバランス派に最適
カローラクロス Zグレードは、燃費性能・快適装備・安全性のすべてが高水準でまとまっており、「走りすぎず、地味すぎない」絶妙な立ち位置を確立したモデルです。
ところどころに上級グレードの装備が施され、スポーツ性よりも日常の使いやすさや上質感を重視したい方にとって、非常に満足度の高い選択肢と言えるでしょう。
皆さんの参考になれば幸いです。
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