2023年8月2日にトヨタから新型ランドクルーザー250が発表されました。プラドの後継機が発表との噂でしたが、名称からは「プラド」は廃止され、ランドクルーザーファミリーの250という300と比べるとライトユース的な立ち位置での発表です。
なんとなくランドクルーザープラド150系のようなサイズ感かと思いきや、サイズは遥かに大きくなり、外国車のSUVさながらの日本では扱いにくいサイズ感での登場ということがPDL的に大きなびっくりポイントでした。
その内外装を見ると予想価格は高くなると言わざるを得ません。ランクルプラド150のTXは400万円を切っていましたが、おそらく価格は500〜600万円は最低でもいくでしょう。
アメリカで販売されるハイブリッドモデルが50,000ドル半ばで提供予定とプレスリリースで記載がありましたので、それよりは価格が下がるはずですが、日本での販売価格は500万円台にはなるのかなと思われます。
それでは今回発表となったランドクルーザー250のサイズやスペック、特徴を見ていきましょう。
目次
全長:4,950mm・全高:1,870mm・ホイールベース2,850mm

全長が4,950mmということで、ランクル300と同じです。
ランクル300が4,950mm〜4,985mmですので同じくらいですね。ホイールベースは全く同じで2,850mmです。
全高は1,870mmですが、ランクル300は1,925mmとさらに高いです。

ちなみに先代と呼ばれるようになったプラド150系は4,825mmで、ホイールベースは2,790mmです。
全高は1,850mmですので、ランクル250よりも20mm低いです。
十分デカいですが、ランクル250よりも日本車らしい大きさですね。
車幅がなんと1,980mm!

この車幅が一番驚きました!
なんと1,980mmとほぼ2mです。とんでもなく大きくて都内の駐車場では不安な大きさです。
ちなみにランクル300も1,980mm〜1,990mmですのでほぼ同じです。

先代のプラド150系の全幅は1,885mm。ランクル250やランクル300よりも10cm小さいのでギリギリ都内の駐車場で人が出れるくらいかと思います。
プラドに乗った時はデカくて駐車時はかなりビビりましたが、さらにビビりそうですね。
ハイブリッド車は北米・中国向け

このランドクルーザー250の噂段階の時にハイブリッド車が出るぞ!と噂がありましたが、北米や中国向けのみの仕様となりそうで、日本にはディーゼルとガソリン車がラインナップされます。
逆にアメリカではハイブリッド車のみの販売となります。
アメリカ市場での価格は、50,000ドル半ばからの発売を予定しています。
北米向けのエンジン形式は、ターボチャージャー付き2.4リッターの4気筒エンジンを積んだハイブリッド車のみがラインナップされ、ガソリンとディーゼルは販売されない面白い状態となるようです。
北米向けにはランドクルーザー、ランドクルーザー1958、ランドクルーザーファーストエディションという3つのグレードで展開され、プレミアム パッケージには、ランバー サポート付きパワー ヒーターとベンチレーション付きレザー トリム シート、14 スピーカー JBL オーディオ システム、ヘッドアップ ディスプレイ、デジタル バックミラー、ムーンルーフなどが追加されます。
日本向けはハイブリッド無しのガソリンかディーゼル車

日本仕様はガソリン車とディーゼル車の2種類が展開予定。
- 1GD-FTV ディーゼル2.8リッターターボ 8速AT :204馬力、500N・m
- 2TR-FE 2.7リッターガソリンエンジン 6速AT:163馬力、246N・m
ディーゼルエンジンは燃費・力強い走りで定評のある1GDと8ATの組み合わせにより、オフロード/オンロードでの扱いやすさを向上したエンジン。
ガソリンはベーシックなパワートレインを採用し、日常での扱いやすさを優先させています。

ちなみにランクルプラド150系のエンジンはランクル250と全く同じでした。
- 1GD-FTV ディーゼル2.8リッターターボ 8速AT :204馬力、500N・m
- 2TR-FE 2.7リッターガソリンエンジン 6速AT:163馬力、246N・m
私は2.7リッターガソリンエンジン車に試乗しました。
ガソリンエンジンの方は出だしのトルクはありましたが、高速域の伸びはイマイチだと感じました。
車重もあるかと思いますが、機敏さは70点ぐらいのエンジンとなります。逆に刺激的ではない、優しいエンジンかもしれません。
フロントライトが丸眼か直線か選べる

今回のランドクルーザー250の大きなトピックとしてはヘッドライト形状が選べる点ではないでしょうか。
通常フロントフェイスの違いといえば、グレードごとにグリルのラインの入り方や太さや色が異なるイメージですが、ランクル250では形状が選べます。

すっきりとした現代的な並列3眼のヘッドライトはおしゃれです。

丸眼のヘッドライトはクラシカルな雰囲気がして、何年か経ってもデザインの古さを感じさせない普遍的なデザインです。
個人的には丸眼の方が、時代の流行りに左右されない感じがして好きです。
>>次のページ:【ちょうど良いサイズ感】ランクル 70が発表されたけど日本なら250よりもサイズ・スペックがいいね!
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