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【外装レビュー】新型RAV4「Z」の洗練されたデザインを徹底解説!高級感溢れるディテールとサイズ感のすべて

2025年12月17日、ついに待望の新型RAV4がベールを脱ぎました!

新しいコンセプト『LOVE FOR LIFE』を掲げ、アウトドアの力強さと日常に溶け込む洗練さを兼ね備えた一台へと進化した新型RAV4。中でも今回、私が最も注目したのは、上質さを極めたハイブリッド専用グレード「Z」です。

都会の夜景にも映える圧倒的な存在感を放つ「Z」ですが、驚くべきはその価格。これだけの質感と先進装備を凝縮しながら、4,900,000円(税込)〜という戦略的なプライスで登場しました。

正直、「このクオリティで500万円を切るのはトヨタの本気を感じる…」というのが、実車を目の当たりにした私の率直な感想です。今回は、撮り下ろしの実車写真とカタログ情報を交えながら、新型RAV4「Z」のエクステリアが持つ「いいモノ感」の正体を徹底的に深掘りしていきます!

ちょうどいいサイズ感

さて、気になる「サイズ感」についてもガッツリ触れておきましょう。 新型RAV4の『Z』、スペック表で見ると全長4,600mm、全幅1,855mm、全高1,680mmという数字が並んでいます

数字だけ聞いてもピンとこないかもしれませんが、これ、日本の道路事情をよく考えた絶妙なサイズなんですよ。特に4.6メートルの全長は、スーパーの駐車場やちょっとした路地でも持て余さない「ちょうどいい」長さ

全幅も1.8メートル超えでどっしり構えていますが、実際に運転席に座ってみると見晴らしがいいせいか、不思議とそれほど大きく感じないんですよね 。それでいて、最低地上高はしっかり190mm確保されているので、雪道やキャンプ場のデコボコ道も余裕でクリアできちゃいます

さらに、最小回転半径は5.5m。 この手のミディアムSUVって小回りが利かないイメージを持たれがちですが、意外とスイスイ曲がれるので、狭い場所での車庫入れもストレスが少ないのが嬉しいポイントです。

堂々とした存在感はあるけれど、普段使いの扱いやすさを決して犠牲にしない。この「懐の深さ」こそが、最新の『Z』グレードが大人に選ばれる理由なのかもしれませんね。

【フロント】質感を高めたメッシュフェイスと先進の眼差し

新型RAV4のプレミアムグレード『Z』のフロントマスクは、まさに「大人のためのSUV」といった風格 。展示会の写真で見ても、その質感の高さは圧倒的です。細部を詳しく見ていきましょう。

メッシュグリル:サテンクロームの「ニクイ」演出

Zグレードの顔つきを決定づけているのが、このメッシュラジエーターグリルです 。 ブラックのベースに、サテンクロームのホットスタンプ(金属調の加飾)が散りばめられているのが最大の特徴 。実車の写真を見ると、照明を受けてキラリと輝く立体感が凄まじく、ただの黒樹脂グリルとは一線を画す「いいモノ感」が溢れ出ています。都会の夜景にも絶対に馴染む、絶妙な色気がありますね。

バンパー&スキッドプレート:都会派が纏う「タフネス」

フロントバンパーは落ち着いたブラック塗装で、全体をグッと引き締めています 。

そのバンパーの中央でアクセントになっているのが、シルバー塗装のフロントスキッドプレート 。これがあるおかげで、都会的な洗練さを保ちつつも「自分はSUVなんだぞ」という力強さを忘れていません。写真で確認すると、バンパー左右の造形が非常に深く、顔全体に彫りの深い陰影を作っているのがわかります。

Bi-Beam LED&フォグ:鋭く、機能的な「視線」

ライト類は、最新モデルにふさわしく全光源がLED化されています 。 メインのBi-Beam LEDヘッドランプは、1灯の光源でハイ・ローを切り替える賢いヤツ 。特にランプを縁取るLEDクリアランスランプ(DRL機能付)の光り方が精悍で、遠くからでも「新型RAV4だ!」とわかる存在感があります 。

さらに、足元を照らすLEDフロントフォグランプもしっかり標準装備 。悪天候時の安心感はもちろん、このフォグ周りの黒いベゼルの質感が、フロントマスクのワイド感をより強調しています 。

ボンネット:水平基調が作る、圧倒的な安心感

厚みのあるボンネットは、RAV4らしい逞しさの象徴です。 水平基調のデザインが採用されており、SUV特有の力強さを演出しながら、運転席に座った時の「前方の見切り」の良さも両立しています。

今回の写真のようなアバンギャルドブロンズメタリック(4V8) のボディカラーだと、プレスラインに沿って光が美しく走り、高級SUVのような風格さえ漂っています。

【サイド】都会派SUVを象徴するスタイリッシュな足回り

横からのシルエットも、RAV4らしい力強さはそのままに、Zグレードらしい「洗練」が随所に散りばめられています。

フェンダー周り:ブラックモールが作る、引き締まった横顔

SUVの踏ん張り感を演出するフェンダーですが、Zグレードではブラックのホイールアーチモールが標準装備されています。Adventureグレードのゴツい専用大型モールと比較すると、スッキリとしていて都会の景色にスッと馴染むデザイン。

サイドシル部分のロッカー&ドア下モールディングもブラックで統一されており、ボディカラー(特に写真のブロンズ!)とのコントラストが美しく、横顔をキリッと引き締めてくれていますね。

ホイール:18インチの上質感と20インチの圧倒的オーラ

オプションの20インチホイール

足元は、グレードの個性が一番色濃く出るところです。 標準装備は18インチのアルミホイール切削光輝+ダークグレーメタリック塗装という、非常に手の込んだ配色で、力強さの中にプレミアムな上品さをしっかり同居させています。

標準の18インチアルミホイール

ただ、もし「もっと圧倒的なオーラが欲しい!」というなら、メーカーオプションの20インチが超おすすめ。多軸スポークと切削光輝+ブラック塗装の組み合わせは、展示車の写真(まさに20インチ!)を見てもわかる通り、「これ、本当に純正なの?」と疑いたくなるほどの存在感を放っています。

サイドビュー:光と影が交錯する、力強いプレスライン

全体のシルエットは、RAV4伝統の「オクタゴン(八角形)」をモチーフにした力強い造形が健在です。

Zグレードは前後バンパーがボディ同色、またはブラック塗装でまとめられているため、サイドの彫刻のようなプレスラインがより際立って見えますね。

サイドミラーには、ヒーターや足元照明が付いたオート電動格納式が備わっており、黒塗りのミラーカバーがサイドビューの良いアクセントになっています。機能美とスタイリングが、ハイレベルで融合しているのを感じます。

【リア】シームレスな輝きと質感の高いパーツ構成

後ろ姿こそ、そのクルマの「仕上がり」が出るもの。新型RAV4『Z』のリアビューは、先進的なライティングと上質なパーツ選びで、どこから見ても隙のない完成度を誇っています。

テールライト:バックドアを貫く「光のライン」

リアで最も進化したのが、このLEDリヤコンビネーションランプです 。左右を突き抜ける一文字ではありませんが、バックドアガラスとランプが一体化して見えるような、非常にシームレスでフラットなデザインが採用されています 。縦の細いLEDライトが集合している面白いデザインです。

すべてをLED化することで、夜間の被視認性を高めるだけでなく、パッと見た瞬間のワイド感と、どっしりと大地を踏みしめるスタンスの良さが際立っていますね 。

スポイラー:ピアノブラックが添える「高級感」

空力性能を高めるリヤスポイラーですが、Zグレードでは上部がボディ同色で、サイドはピアノブラック塗装のリヤサイドスポイラーを組み合わせています 。 Adventureグレードのマットな質感とは異なり、この艶やかなブラックがリアクォーター周りに上質なアクセントを加えています 。ボディカラーとのコントラストが、都会派SUVらしいエレガントな雰囲気を加速させてくれます。

バンパー:力強さを支えるコントラスト

リアバンパーは、汚れに強く全体を引き締めるブラックを採用 。 その中央部には、フロントとお揃いのシルバー塗装のリヤスキッドプレートが備わっています 。SUVらしいタフな造形を残しつつも、シルバーの差し色が加わることで、重たくなりすぎず軽快な印象を与えてくれます。

マフラー:ハイブリッドらしい、クリーンでスッキリした足元

新型RAV4『Z』はハイブリッド専用グレードということもあり 、リア周りのデザインは非常にクリーンにまとめられています。最近のトレンドでもありますが、マフラーの存在感をあえて強調せず、バンパーの下にスッと収めるスタイルを採用。

これにより、シルバー塗装のリヤスキッドプレートの美しい造形がより際立ち 、都会派SUVにふさわしいスマートで未来的な後ろ姿を実現しています。「いかにも排気しています」という無骨さを消し、環境性能の高さや静粛性を視覚的にも表現しているあたりに、プレミアムな『Z』らしいこだわりを感じますね。

まとめ:洗練を極めた「Z」はまさにSUVの正解

ここまで新型RAV4『Z』の外装をじっくり見てきましたが、いかがでしたか? 都会派SUVとして、一つの完成形に辿り着いたような、そんな隙のない仕上がりを感じていただけたのではないでしょうか。

細部に宿る「大人の余裕」と上質さ

Zグレード最大の魅力は、やはりそのディテールへのこだわりです。サテンクロームを散りばめたメッシュグリルや 、艶やかなピアノブラックのリヤサイドスポイラー 、そして誇らしげに輝くクロムメッキのエンブレム 。これら一つひとつの要素が重なり合うことで、Adventureグレードの「タフさ」とはまた違う、「知的な逞しさ」が生まれています

先進装備と快適性がもたらす「いいモノ感」

見た目だけでなく、中身がこれまた凄いのが『Z』のニクイところ。シートベンチレーションや運転席オートスライドアウェイ 、さらにはカラーヘッドアップディスプレイやエレクトロシフトマチックといった「トヨタ初」の先進装備まで標準で付いてきます 。これらの装備がすべて揃って 4,900,000円(税込) という価格は、実際に乗ってみるとむしろ「お買い得」にさえ感じてしまうはずです

あなたのライフスタイルを彩る『Z』という選択

「普段は街乗りがメインだけど、週末はちょっと遠出も楽しみたい。でも、クルマには上質さも妥協したくない。」そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、この新型RAV4『Z』です。

カタログのテーマである『LOVE FOR LIFE』の通り 、このクルマがあれば、いつもの景色も、特別な日のドライブも、もっと鮮やかに輝き始めるはずですよ。まさに、今の時代に求められる「SUVの正解」がここにあると言っても過言ではありません。

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