センチュリーSUVの豪華な内装を見てきました。日本最高峰のこの車両には、日本の伝統工芸をモチーフとしたインテリアが魅力の車内が素敵です。
運転席と助手席には乗り込めませんでしたが、お客さまが乗るラグジュアリーな後部座席には座ることができましたのでその感想を残したいと思います。
目次
運転席
ハンドルはクラウンなどに使用されているタイプのもののようです。
ハンドル中央にはセンチュリーの鳳凰エンブレムが輝いています。
センチュリーというショーファーカーですが、パドルシフトも装備していてスポーツ走行も楽しめるようですね。
コンソールパネルもクラウンのものと似ています。シフトレバー左にはシートを操作するスイッチ類がありそうです。
メーターはクラウンと同じような感じでしょうか。12.3インチのフルカラーディスプレイです。
実はヘッドアップディスプレイも装備しています。
助手席
ダッシュボードに広がるのは、本杢のパネルです。
グランドピアノの素材としても用いられる高品質な本杢(サペリマホガニー材)の中から、ひときわ端正な柾目だけを厳選。本杢とアルミニウムを重ね合わせ、レーザー加工技術によって本杢を削り、下層のアルミニウムをストライプ状に露出させています。2つの異なる素材を巧みに組み合わせたパネル表面は、光のあたる角度に応じて、さりげなくその表情を変化させます。
https://toyota.jp/centurynewbt/design/?padid=from_centurynewbt_ft-usability_navi-menu_design
美しいですね。
助手席は後部座席のスペースを確保するために前に移動することができます。
フカフカ後部座席
ドアからして重厚感があります。
シート調節レバーはドアにもあるようです。
オート電動格納式ステップを搭載し、ドアの動きに連動してステップが自動で降りてきます。
これで乗り降りしやすくなりますね。
車内空間はゆったり空間。緊張して中の写真を撮り忘れました。
シートに座ると、背もたれが倒れていて体が包まれるかのように身体が倒れていきます。
このシートはオットマンも出てきてフルフラットになり、さらにシートヒーター、エアベンチレーション、そしてマッサージ機能も搭載します。
肘置き内には、テーブルも格納されていて、飛行機や新幹線などの乗り物のテーブルのように出てきます。
USB-C端子も中にありますね。
展示車では上のリモコンは外されていたので公式画像を貼ります。
肘置き先端には脱着式のリヤマルチオペレーションパネルを備え、左右座席別で座席やエアコンなどの設定が無線で行えます。
こちらのリモコンは脱着式でフル液晶のスマホ端末のような使用感です。
リクライニング時も使用できるように、固定式ではなく、手に持って操作できます。ここはクラウンセダンとは一線を画す高級ポイントです。
後部座席中央にそびえ立つのが、タワーコンソール(本杢パネル付)こちらにはアナログ時計が中央にあり、ナノイーXによる空気清浄機能を備えています。
さらに下部にブルーレイディスク、SDカードスロットも搭載し、映画も楽しむことができます。
トランクは車室と分かれている
トランクは車室と分かれているのが特徴です。
セダンは、トランクルームと車室を分けることでより静粛性を高めるという特徴があります。
一般的なSUVは大きな荷物を乗せるために、後部座席との境界はありませんが、このセンチュリーSUVはガラスで貨物室と後部座席が分けられています。
荷物を隠すトノボードは装備されていますが、背の高い荷物を載せるときは取ることもできそうですね。
トランクルームは高さも奥行きもあり、広く感じました。
荷室容量は340リットルを誇り、ゴルフバッグは3つまで格納可能です。
中央の四角い箱は、後部座席の肘置き中央奥にある冷蔵庫のスペースとなります。
絶対乗れない車両に乗れた良い体験ができました
センチュリーSUVはファミリーカーではありませんので、個人所有する方は少ないでしょう。
おそらくハイヤー会社に勤めるか、とびきり著名な会社の社長にならないと乗れない車です。
その社長車の後部座席の乗れた素晴らしい経験をすることができました。
後部座席の人を快適に乗せるための車、日本の最高峰の車でした。
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