トヨタ ランドクルーザープラド TXグレードに試乗しました。150後期で7人乗りのモデルです。
車幅1885mm。燃費はリッター8.2km。正直なところ「デカすぎ」で都内の狭い駐車場や立体駐車場に入ったらまあまあ苦労するでしょうし、ガソリン代はかかるでしょう。
デカくてかっこいい、ランクルに乗りたいと思う方は多いと思いますので正直レビューをしていきますので車選びの参考にhしていただければ幸いです。
目次
オリジナル試乗レビュー動画で解説
是非チャンネル登録もよろしくお願いいたします!
立体駐車場からの脱出編:0:00
レビュー本編:1:52
車庫入れ:15:40
外観:0:00
トランクチェック:2:40
後部座席:4:00
後部座席を倒す:5:58
3列目:6:40
運転席:9:01
試乗レビューまとめ:14:26
立体駐車場へ戻る:18:13
メリット① デカさゆえのかっこよさ
サイズは全長:4,825mm・全幅:1,885mm・全高:1,850mm・最低地上高:220mm・車重:2,465kgとなります。
正直駐車場などの狭い場所での取り回しはヒヤヒヤとしますが、一旦外に出てしまえば、陸の王者。
迫力があってかっこいいと思います。
メリット② 発進加速の良さ
車重も重いので、発進加速はもっさりかと思いきや、トルクフルな加速をしてくれます。
停止状態からアクセルを踏んだ瞬間から前に押し出してくれます。
RAV4はエンジンが回転してから加速していく感覚があったのですが、ランクルプラドは初速からトルクフルです。
メリット③ コーナリング性能が優秀
乗っていて感じるのは四輪駆動の安定感です。
それが顕著に感じられる場面はコーナリング時。
高速でのコーナ時でも、路面にピタッと張り付く感じを堪能できます。
高速でのコーナでは、2輪駆動車は外に膨らむ感じがあるのですが、ランクルプラドさんは微動だにしません。
ばっちり安定して頼もしい限りです。
メリット④ コンソールボックスがクーラーボックスになる
センターコンソールボックスはエアコンの風が送風できるシステムとなっていました。
上位グレードになるとこれが冷蔵庫になるようですが、そこまでいらない方はTXで良いでしょう。
エアコンの風で冷やすことは難しいかと思いますが、保冷くらいはできるかもしれません。さすが砂漠も走るランクル!
メリット⑤ 7人乗りが選択できる
SUVですが、7人乗りを選択できるのもメリットでしょう。ミニバンのような使い方ができますので大人数で移動ができます。
ただし3列目はきついので、長時間はお薦めできません。さらに荷室も3列シートの分高くなるので、高さが狭くなりますのでより多くの荷物を積みたい、大家族運行をしない方は5人乗りの方が良いでしょう。
メリット⑥ ステップ標準装備で乗り降りが楽
最低地上高が220mmですので、乗り込むときはステップがないとだいぶ足をあげなくてはなりません。
グラブハンドルがあるので、乗り降りは悪くないですが、このステップがあることでだいぶ楽になることは間違い無しです。
デメリット① デカいので都心部での駐車場は選ぶ
大きさはメリットでもあり、デメリットでもあります。
車幅は1885mm。
都心部の駐車場では苦労するかもしれません。立体駐車場は場所によっては小回りが必要なので、切り返しは何回か覚悟する必要があります。
さらに隣の車とのスペースが近いことになりますので、ドアパンチも注意です。
デメリット② アイドリング時の振動が気になる
試乗して最も気になったのはアイドリング時の振動です。
ブルンブルン震えるというか、ピリピリ感を感じます。古いバスに乗った時のような感じです。角が丸くない振動な気がします。
この振動は合う合わないがあると思いますが、合わない人は振動疲れをしてしまう恐れがあると思いますので、ぜひ購入前に試乗できたらしてみましょう。
デメリット③ パワステ無しでハンドル重すぎ
今回試乗したグレードはTX。
TXにはパワーステアリングは装備されておりません。なのでハンドルを回すのも一苦労。立体駐車場で登ったり降ったりするとハンドル回し祭りになりますので大変に疲れます。
さらに道路のくぼみにタイヤが取られるとハンドルが動きますので、そこそこ怖いです。それで車体がブレることはないのですが、不安になります。
ただし、最上級グレードのTZ-Gだとパワステが装備されますので、心配な方や体力を温存したい方はそちらを選ぶと良いでしょう。
デメリット④ ブレーキの効きは緩め
ブレーキの効きはそこまで強くないと感じました。もちろんいっぱいに踏み込めば止まりますが、踏み始めはゆるくかかっていきますので、他の車種よりも効き始めは弱い気がします。
少し早めのブレーキを心がけましょう。
デメリット⑤ 追い越し加速はもっさり
街乗りでのパワーは必要十分なのですが、追い越しなどさらに加速する場面では、その加速がもっさりしているように感じました。
パワー不足でギヤを落としてから加速する感じがあるので、トラックやバスのような加速をします。
不満を感じる方は、よりパワーのあるディーゼルの方が良いかもしれません。
デメリット⑥ 燃費はリッター約8キロ
実燃費はなんと8.2km/L。
2.7リッターエンジン車ですが、4リッター車ですかってくらい悪いです。
車重の重さが影響していると思いますが、普段の足として使うには燃費は悪いと思います。
意外と趣味性の高い車
正直なところ、都心で普段の足として使うには、高い運転技術や度胸を求められる車かと思います。
ランクルプラドはそこまで車両価格が高価な車でもないので、イメージとしては日常の足として使えると思えましたが、燃費が悪く乗れば乗るほど、お財布に優しくない車でもあります。
しかし、郊外へ旅行やキャンプなどのアウトドアを楽しむには最高の一台となるでしょう。
狭い場所でなければ、取り回しはなぜか怖くなく、自然と運転できるのが不思議な車です。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
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