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レクサスGX550「OVERTRAIL+」:後部座席とトランク徹底解剖!ランクル250よりも広々空間と機能性を兼ね備えた快適性を写真付きで紹介

レクサスGX550の希少価値100台限定の特別仕様車「OVERTRAIL+」が登場しました。この「OVERTRAIL+」は、シートに工夫を施し、ランクル250よりも広々とした後部座席の足元を確保し、3列ではなく、2列シートによって広大なトランクスペースを備えています。

ランクル250よりもグレードアップした部分も、グレードダウンした部分もありますので、この記事では2列目シートとトランクを見ていきましょう。

アシストグリップ付き

後部座席にもアシストグリップがついています。

これがあると乗り降りが楽です。

シートは合皮

シート表皮は本革ではありませんが、オーバートレイルというコンセプトのもとに、L tex+ウルトラスエード®シートを採用。本革に近い風合いで汚れに強い快適性を追求したシートとなっています。

前列シートとは異なり、シートに特別な装飾はありません。

センターのアームレストもザ・トヨタという感じ。

シンプルで、ドリンクホルダー以外は特に小物入れなどありませんでした。

ランクル250よりも余裕に感じる足元空間

おそらくランクル250と共通の構成かと思うので、後部座席の足元空間は同じかと思うのですが、こちらGX550の方が足元空間に余裕を感じます。

上の写真を見ていただければ分かるかと思いますが、前列シートの後ろ側に窪みがあります。

両膝が当たる部分が凹んでいますので、足元に少し余裕を感じる工夫が感じられました。トヨタさんもちょっと狭いなと思っているのでしょうね。

全長が約5mある車にしたらかなり狭いかと思いますので、こういった工夫はさすがレクサス!という作りです。

後部座席用エアコン・エアベンチレーション無し

コンソールボックス裏のエアコン操作系を見ていきましょう。

こちらでエアコン系の操作ができます。

温度設定が可能なオートエアコンに加え、シートヒーターのオンオフができます。

残念ながら、後部座席にエアベンチレーションがありませんのでお気をつけてください。ランクル250の上位グレードZXには搭載されているので1000万円越えの車としては残念ポイントです。

後部座席のエアコン吹き出し口は前面ではなく窓の上にあります。左右ルーフレジスターです。

ドア

後部座席のドアを見ていきましょう。

樹脂パネルが広がっていて、派手な装飾はありません。

ドアハンドルはシルバーで金属っぽいです。

ドアハンドルの下はパンチング、さらに六角形のデザインが施されています。

パワーウインドウのレバーがある部分は木目調で、その手前には小さい小物入れがありますね。

スピーカーは「マークレビンソン」。ランクル250はJBLでした。高級ですね。

後部座席にはサンシェードがありました。引き出し式の手動です。

ドリンクホルダーと小物入れが底部にあります。

広大なトランク

GXのトランクは広大です。ランクル250ではトランクスペースの寸法が公開されていませんでしたが、GX550では寸法が公開されていました。

  • 荷室長:1,122mm
  • 荷室幅(最小):1,100mm
  • 荷室幅(最大):1,286mm
  • 荷室高:1,040mm
  • セカンドシート倒し:1,494mm

肉眼でもかなり広いと感じるトランクスペースでした。

バックドアはもちろん電動で開閉が行えます。

ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)で、リヤバンパーの下に足を出し入れすることでバックドアの自動開閉が行えます。

スペアタイヤが外付けという形で床下に格納されているので、トランク床下のスペースはあまり深さがなく、工具が入っているのみです。小物入れですね。

トランクの右側には100Vのコンセントがありました。

基はランクル250のものを流用しておりますので、3列目シートのカップホルダーとUSB-C電源がそのまま残されています。

バックドアガラスハッチ

ランクル250と同様に「バックドアガラスハッチ」を装備。

左端の下部にあるスイッチを押すと、、、バックドアのガラスのロックが外れます。

手で上に持ち上げればガラスハッチだけ開くことができます。片手だとちょっと重い感じはしますね。

トランクの底にある小さなものをちょっと取るのはちょっと苦労するかもしれませんが、投げ込むには便利です。

バックドアを開ける余裕が後ろに無い狭い駐車場では重宝するかと思います。

後部座席エアベンチレーションがないのがグレードダウンポイント

今回ご紹介したのはレクサス GX550 「OVERTRAIL+」という特別なモデルです。

日本国内ではまだこのGX550の通常モデルの仕様発表がありません。

ですので、どの部分が特別仕様車なのかははっきりとは分かりません。

ですが1200万円を超える車両で、本革シートや後部座席のエアベンチレーションは搭載して欲しいところかなと思います。

コンソール裏のスイッチ類を見ても、GX550の通常モデルでも無さそうな気配は感じました。

海外仕様だと3列シートも選択できそうですので、その辺りも日本仕様のGX通常モデルの登場が待ち遠しいですね。

皆様の参考になれば幸いです。

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