レクサスLBXの実車を見てきました。展示車両はプロトタイプということで、Coolの内外装にホイールだけRelaxのものが搭載されているという車両になっていますのでご注意ください。
ヤリスクロスがベースで、レクサスからは最小で最安モデルとなっているのでかなり話題となっている車両です。
このクオリティでこの価格は高いのか安いのか論争が巻き起こっているようですが、今回は外観を見ていきましょう。
目次
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グレード・価格
グレードは3種類で、各グレードに2WD、AWD(四輪駆動)が設定されています。
各グレードで外観に違いがあります。
Cool
2WD:4,600,000円〜
AWD:4,860,000円〜
ルーフがブラックのツートンカラーのみ、内装色はブラックのみで、セミアニリンレザーとウルトラスエードの組み合わせが特徴。ブラックのブレーキキャリパー。
Relax
2WD:4,600,000円〜
AWD:4,860,000円〜
外装色はツートン設定はなしで、モノトーン。内装色はブラックかサドルタンの2色選択可能。セミアニリンレザー。
シルバーのブレーキキャリパー
Bespoke Build
2WD:5,500,000円〜
AWD:5,760,000円〜
抽選で100台限定!
オーダーメイドで外装色、内装色を選択可能。17インチホイール。
運転支援装備が標準装備(Advanced Drive(渋滞時支援)、Advanced Park(リモート機能付)+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)[PKSB]、緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)+フロントクロストラフィックアラート[FCTA]+レーンチェンジアシスト[LCA]+ドライバーモニター連携)
置くだけ充電装備。
オプションでL-AINILINE本革シートを選択可能。
エンジンスペック
- エンジン形式:M15A-FXE 直列3気筒
- 排気量:1,490cc
- トランスミッション:電気式無段変速機
- 最高出力:91馬力(5500回転)
- 最大トルク:120N・m(3800-4800回転)
- フロントモーター:94馬力/185N・m
- リヤモーター:6馬力/52N・m
- バッテリー:ニッケル水素電池 5Ah
- 前輪駆動・E-Four(電気式4輪駆動方式)
- 燃料タンク:36リットル レギュラーガソリン
- 燃費(WLTCモード):2WDが27.7km/L AWDが26.2km/L
基本的にヤリスクロスと同じ1.5リッターエンジンとモーターの組み合わせ。
リヤモーターが6馬力ということで、リヤのパワーはあまり強くないですね。一方トルクは52N・mあります。四輪駆動と言ってもほぼ前輪駆動です。
ヤリスクロスのバッテリーはリチウムイオンでしたが、バイポーラ型ニッケル水素電池というハイパワーなバッテリーへと変更されているのもポイントです。クラウンシリーズもバイポーラ型ニッケル水素電池です。
フロント 車幅:1,825mm
車幅は1,825mmと、コンパクトカークラスのサイズを超えた大型車のような車幅感です。
ベースとなったヤリスクロスの車幅は1,765mmですので、60mmも拡大しています。
フロントフェイスは滑らかな「スピンドルユニファイドグリル」となっております。
スピンドルユニファイドグリルというのはレクサスの次世代グリルデザインのことで、レクサスの「L」がこれまでのグリル内から、ボンネット上に移動しているのが特徴です。
グリルデザイン「スピンドルシェイプ」は低めで、比較的大きめな穴が空いています。エンジンフードとグリルの間にシルバーのラインがヘッドライトとつながることでよりスタイリッシュなデザインとなっています。
1.5リッターエンジンですが、新型クラウンよりも開口部が大きい感じがします。
ウインカー、デイタイムランニングライト一体型で、L字のイメージのデザインです。
ハイビームは1灯タイプです。
フォグランプも搭載しています。
ボンネットにはプレスラインが入って、複雑な曲面となっています。
全長:4,190mm・全高:1,545mm・ホイールベース:2,580mm・最低地上高:170mm
全長は4,190mmとコンパクト、車幅1,825mmの車とは思えない短さです。
ヤリスクロスの全長が4,180mm、全高が1,590mmですので、全長は10mm長くなり、全高が45mm低くなっています。
最低地上高は170mmで変わらずですが、車高が低くなり、より低重心になったようです。
ドアミラーはちゃんとレクサスですね。L字デザインの美しい造形のミラーとなっています。
ウインカー内蔵です。
サイドの造形はリヤフェンダーに向かって一度絞られてから膨らんでいくデザイン。レクサスらしいデザインです。
フェンダーモールは樹脂製。ここがグロスブラックだと嬉しいところ。
後部ドアからリヤまでの距離があまりにも短く、トランクは小さいことが予想されます。
Coolグレードはルーフがブラックのツートンカラーのみの設定となります。
ピラーは全てブラックですので、フローティングルーフなデザインです。
ルーフに矢のようなシルバーのガーニッシュを採用し、アクセントを入れています。
ホイール
こちらフロントホイールです。ダークプレミアムメタリック塗装。
CoolとRelaxグレードのホイールは18インチ。こちらは切削加工の入ったCoolグレードが履いているホイールとなっています。
タイヤサイズは225/55 R18 ミシュランのe-PRIMACYを履いています。
こちらリヤホイールです。サイズはフロントと変わらず225/55 R18タイヤとなっています。
ちなみにブレーキキャリパーがブラックなのがCoolグレードの特徴となります。(Relaxはシルバー)
ホイールは立体的な造形ですね。
リヤ
リヤを見ていきましょう。エンブレムは「L」ではなく「LEXUS」。最近流行りの文字が大きく、文字間も開いている堂々としたエンブレム。
横一文字のテールライトが特徴的です。
両サイドのテールライトはレクサスブランドを特徴づける「Lシェイプ」を採用。
テールライトがガラス幅に対してかなり張り出しているのが特徴的で、車幅の割に車室はあまり広くないということが言えるかと思います。
ルーフスポイラーも長く取られています。
日本仕様はシャークフィンアンテナが省かれ、車高が立体駐車場に収まるサイズ感を実現しています。
リヤの下部に空力パーツっぽいものがありましたが、こちらは穴が空いていなく、樹脂パーツで埋まっておりました。
こう見ると、スバルのレヴォーグ レイバックは優秀ですね。
クラスを超えたデザインのコンパクトカー
おそらくこの4,190mmというクラスで460万円〜という価格帯はとても高級路線の車かと思います。
注意すべきなのは全長が小さい割に車幅が1,825mmという点でしょう。
車室サイズはヤリスクロスクラスですが、サイド幅を拡大することで走行時の安定感を与え、高級車らしい走りを感じることができるのかもしれません。
次回は車内空間を見ていきましょう。
みなさんの参考になれば幸いです。
>>次のページ:【室内狭い】レクサス LBX Cool内装編!ウルトラスエード内装が印象的!
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