NISMO特集!GT-R・フェアレディZ・スカイライン

【内装編】クラウンクロスオーバー”ランドスケープ”だけの特別な可倒式リヤシートとマイナーチェンジしたインテリアを見る

特別仕様車クラウンクロスオーバーランドスケープの実車を見てきました。今回は前回の外装編に引き続き内装編をお届けします。

2024年のクロスオーバーマイナーチェンジを受けて、全体の質感は底上げされているものの、ブラックラスターの鈍く艶がある高級感のある内装や、クロスオーバーのグレードの中ではこのランドスケープにしかない可倒式のリヤシートなど、特別な内装に心奪われます。

全てはアウトドアも行けるクラウンクロスオーバーということでよりアクティブにさせる要素満載の内装を見ていきましょう。

特別仕様車「ランドスケープ」とは?

2023年1月にオートサロンで初披露され、大好評を博したクラウンクロスオーバーの特別仕様車「ランドスケープ」。ついに2024年4月に販売が開始されました。

ランドスケープの特徴と魅力

  • SUVらしいタフさを表現した専用エクステリア
    • 特別設定色 ブラック×アーバンカーキ
    • GORI GORI BLACK塗装のオーバーフェンダーモール
    • 特別なサスペンションチューニングで車高25mmアップ
    • 245/60R18オールテレインタイヤ&18×7½Jアルミホイール&センターオーナメント
    • トーイングヒッチ
    • 専用エンブレム
  • 遊び心をくすぐる内装
    • ブラックラスターの専用内装カラー
    • “LANDSCAPE”専用マーク(インストルメントパネル: レーザー刻印)
    • 可倒式のリヤシート

ランドスケープが選ばれる理由

  • 個性的なスタイルと上質な空間を求める人
  • アウトドアやレジャーをアクティブに楽しむ人
  • 先進の安全性能と快適性を求める人

ランドスケープは、SUVらしいタフさと遊び心を兼ね備えた、まさに唯一無二の存在です。上質な空間と充実した機能装備で、あなたのカーライフをさらに豊かにしてくれるでしょう。

特別設定内装色 ブラックラスター

内装色は特別仕様車ランドスケープ専用カラー、ブラックラスター。ドアやセンターコンソール、助手席の前に配されているソフトパッドがブラックラスターカラーとなっています。

ブラックラスターはブラックですが、艶がある、鈍く光るブラックなのが特徴です。

インパネにはウォームスチール色のライン、アクセントが入っています。

助手席側には“LANDSCAPE”専用マークがレーザー刻印されています。

刻印がしてあるダッシュボードはレザーっぽい雰囲気がありますね。

シートは本革製。

ブラックカラーにウォームスチール色のラインが入っています。

運転席・メーター周り

ハンドルは他のクラウンと特に変わりはありませんね。レザー巻きのステアリングで、ヒーター付きです。

ハンドルの根元を見るとパドルシフトがついています。

一方で、クラウンシリーズにはよくついている運転支援システムのセンサーユニット「ドライバーモニターカメラ」がありませんでした。

実はこのランドスケープ、運転支援システムがRSグレードよりも省かれていますので注意が必要です。

RSグレードには標準のアドバンストパーク、パーキングブレーキサポートブレーキ、アドバンストドライブ(渋滞時支援)がランドスケープでは省かれています。

メーターは12.3インチのフル液晶メーターです。

また、カラーのヘッドアップディスプレイも標準装備です。

インパネ・ナビ

インパネは横に水平のウォームスチール色のラインが入っていてかっこいいですね。

ナビはディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusです。

センターコンソール

これはランドスケープ以外もそうなのですが、センターコンソールパネルは2024年マイナーチェンジを受けて艶消しパネルから、艶やかなダークグレーメタル塗装に変更となっています。

マイナーチェンジ前 Gグレード

マイナーチェンジ前と比較すると結構雰囲気変わりますね。この艶消しプラが評判悪かったようで、マイアンチェンジで艶あり塗装となりました。傷が目立つようです。

コンソール周辺のソフトパッドが追加されたのも、2024マイナーチェンジの注目ポイントです。

前まではこの部分にソフトパッドはなかったようでおそらくウレタン素材。足が当たると痛い感じだったようですね。私が試乗した時はそこまで気にはならなかったですが、身体が大きい方はソフトパッドあった方が良いかと思います。

ランドスケープはこのソフトパッドが内装色のブラックラスターとなっています。

デジタルインナーミラー

デジタルインナーミラーを標準装備。

デジタルインナーミラーはRS、Zグレードに標準。Gグレードは自動防眩ミラーでオプション(44,000円)で追加可能。Xは防眩ミラーでデジタルインナーミラーは装着不可です。

広々後部座席

後部座席は広々空間です。このランドスケープは、RSグレードと異なり、後席ヒーターシーターはオプションでも装着不可となります。

中央にはアームレストを装備し、蓋付きドリンクホルダーがあります。

コンソールボックス裏にはエアコン吹き出し口がありますが、風量の設定のみで、温度設定は不可です。

その下にUSB-Cの充電口が2口あります。

このコンソールエンドパネルは、艶消しのパネルから、2024マイナーチェンジで艶ありのダークグレーメタルカラーに変更となりました。

ウォームスチールのカラーも入ってオシャレ度が上がりましたね。

足元には100Vコンセント差し込み口があります。

ランドスケープ専用可倒式リヤシート・倒し方

通常のクラウンクロスオーバーでは、トランクと車内をつなぐ通路として、アームレストを引き出すと現れるトランクスルーの小さな窓だけがありました。このため、積載できる長い物は棒状のものに限られていました。

一方、特別仕様車のランドスケープには6:4の専用可倒式リヤシートが装備されています。ただし、ランドスケープにはトランクスルーはありません。

SUVのように後部座席は全部倒れますが、トランクとの通路は全部ではなく、中央の一部に留まります。

大きめのテントなど大きくて長いものが詰めるようになりそうですね。キャンプにはもってこいです。

トヨタのWebサイトのイメージではサーフボードも積んでました。

後部座席を倒す際は、SUVやミニバンのように室内からは倒すことはできません。

トランクリッドのアームの根本にあるレバーを引くことで後部座席のロックが解除されるようになっています。

特にこのレバーを引くことで自動的に後部座席が倒れることもなく、ロックが解除されるだけですので、また後部座席に移動して手動で座席を倒すことになります。ちょっと手間ですね。

痒いところに手が届いた傑作

この特別仕様車「ランドスケープ」はまさにクラウンクロスオーバーは気になるけど、ちょっと物足りないな〜SUVの要素が欲しいな〜という方にピッタリとはまるモデルなのではないでしょうか。

クロスオーバーはボリューム感があって、一見、ヴェゼルのようなSUV的な使い方ができるのではないかと期待させるのですが、中身は完全にセダンタイプのラグジュアリー路線でした。

質感の高い内外装には変わりありませんが、後部座席は倒れないので大きな荷物が入らない、アウトドアには不向きとも言える内容でした。

しかし、このランドスケープでは後部座席が可倒式になったのはもちろんですが、25mmアップした車高、サスペンションとゴツゴツしたオーバーフェンダーモール、トーイングヒッチ、オプションですがルーフ上に荷物が乗せられるベースなど、アウトドア要素が追加され、これで山のキャンプなど、これまでクラウンでは行きたくなかったような環境にも行けるような気がしますね。

皆さんの参考になれば幸いです。

PR:車買い替えを検討中ならこちら!

車を売る際には、複数の業者に査定を依頼することが重要です。最近では中古車市場が下落してきているので、買い替えを決めたら早めの売却がおすすめです。

査定には車の状態や年式、走行距離など、さまざまな要素が関係してくるため、複数の業者に査定を依頼することで、より正確な査定額を算出することができます。

出張買取で高く売るコツは、相場相応の希望価格を言い続けること。粘り強く交渉すれば価格は上がっていくようです。


>>カーネクストの詳細はこちら


>>ユーカーパックの詳細はこちら

おすすめ関連記事

【現車確認】クラウンクロスオーバー RS ランドスケープのデザインを掘り下げる! サイズ感アップ!ゴツゴツオーバーフェンダーなどアウトドア感満載な外装

【試乗レビュー編】クラウンクロスオーバー Gグレードは浮いてるような上質な乗り心地と静粛性!|メリット・デメリット

【マイナーチェンジ変更点まとめ】クラウンクロスオーバー内外装チェック:遂にクオリティアップで登場!注目すべき変更ポイントとは?

【現車確認】トヨタ クラウンスポーツ 外観レビュー!サイズ・スペック・価格

【現車確認】クラウンエステート外観レビュー!発売は2023年度内!サイズ感はいかに?

【現車確認・価格追記】クラウンセダン FCEV 外観レビュー!発売は2023年11月予定!セダンで5m超えはデカい!