前回は外観レビューということでザッと見ていきましたが、今回は内装を見ていきましょう。軽自動車という限られたスペースの中で必要十分の広さという印象のジムニー。ファミリー層よりも大人のお遊び用という印象の強いモデルですが、車内空間はいかに。
目次
運転席を見る
ドアを開けた瞬間、標準的な日本人体型の私にはちょうど良いかもという予感がしました。
広すぎず、狭すぎず。車体の長さに対して前ドアが大きいのも特徴ですね。
メーター、レバー
メーターは右側がスピードメーター、左側がタコメーターとなっております。
中央に液晶パネルがついていて、こちらに様々な情報が出てきます。
写真の状態は運転席のドアが開いているという情報です。
この他にも燃費系や、ガソリンの残量ゲージ、ナビと連動してその道の制限速度などの情報が表示されます。かなり多機能です。
右手側のレバーにはウインカー操作とライト系のスイッチがあります。
左手側のレバーにはワイパー系のスイッチがあります。
右側のパネルスイッチ類
写真上部のスイッチは追突防止センサーや車線はみ出し警告センサーのオンオフボタンがあります。グレードやオプションによってさらにボタンを追加することができるようです。
写真真ん中にはエンジンスタートストップボタンやミラーの調整ボタンが見えます。
センターパネル
このモデルにはカーナビが付いていました。その下にはなんとオートエアコンです。
中段の丸いノブ系の列はエアコン操作系になります。風量調整というかは設定温度をひねって調節するすごいヤツです。
その下の4つのスイッチは右から「オートパワーウインドウ」、「ESP OFFスイッチ」、「ヒルディセントコントロール」、「パワーウインドウ」。
「ESP OFF」スイッチ
こちらは「ヒルホールドコントロール」をオフにするスイッチです。
坂道発進するときに約2秒間後ろに下がらないように自動でブレーキをしてくれる装置オフにできるスイッチです。
「ヒルディセントコントロール」スイッチ
急な下り坂での速度を、自動で適切に調整してくれる装置のオンスイッチです。
スイッチ類の下にはシガーソケット電源が取れる端子が付いています。
オプションで、右側の丸い部分にUSB端子を取り付けることもできるようです。
シフトレバー
こちら4速オートマモデルです。
「セカンド」があるのは一般的ですが、「L(ロー)」があるのが珍しいですかね。
4WD切り替えレバー
憧れの四駆切り替えレバーです。
3段階あり「2H」「4H」「4L」あります。
「4L」はより強力なパワーが必要な場合に使うモードだそうです。
しかし、乾燥した舗装路では4WDモードは使用禁止だと車内に注意書きがありました。
シートヒーターボタン
ジムニーにはシートヒーターが付いています。これで冬場も暖かいですね。
ドリンクホルダー
サイドブレーキの後ろにドリンクホルダーが付いています。2本入れられます。
給油口レバー
給油時に使う給油口レバーは右側の足元にあります。
給油口は運転席側にあります。
後部座席
後部座席は横幅はかなりゆったりとして広そうに見えますが、運転席、助手席との距離が近いために足がゆったりと伸ばせません。
天井は高いので空間としては広く感じるのですが、人が座るのにはかなり窮屈な印象でした。
ラゲッジスペース
後ろのドアを開けてみると、、、すぐにシートが現れます。
トランクというスペースはわずかしかありません。
細長いテントや、折りたたみの椅子くらいしか入らないかもしれません。
大きい荷物は後部座席にのせるスタイルですね。
リヤシートを倒して広々空間
リヤシートの肩の部分の紐を引っ張るとシートが倒せる仕組みになっています。
シートを倒してしまえばかなりの空間です。なんでも入ってしまいそうです。
実質2人乗りですね。
ちなみにリヤのドアの脇にシガーソケット端子が付いていますので、こちらから電源を取ることができます。
ドアの作り
ドアはかなりシンプルに作られています。
なにせパワーウインドウのスイッチがセンターパネルに付いているのでスイッチ類はありません。
リヤのドアも金属むき出しで良いですね。
ボディーカラーがそのまま出ているのがなんか良いです。
こんなジムニーですが、実際の乗り心地はどうだったのか、次回市場インプレッションをお届けいたします。