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【現車確認】クラウンクロスオーバー RS ランドスケープのデザインを掘り下げる! サイズ感アップ!ゴツゴツオーバーフェンダーなどアウトドア感満載な外装

特別仕様車クラウンクロスオーバー RS ランドスケープの実車を見てきましたので、その詳細写真を共有したいと思います。

特別仕様車「ランドスケープ」の価格は6,850,000円(税込)。ベースとなったRSグレードは6,700,000円(税込)です。価格差は15万円ですね。

クラウンクロスオーバーといえば名前のイメージとは異なり、セダンタイプでどちらかというとラグジュアリー路線。

クロスオーバーという名前とは違った印象で、SUV感、アウトドア感はあまり伝わってこない微妙な立ち位置の車でした。

しかし、2024年のクロスオーバーマイナーチェンジと合わせて「LAND SCAPE(ランドスケープ)」という2024年限定の特別仕様車としてトヨタから出ております。

テーマは「行きたい場所へ、やりたいことへ、世界を拡げる 大胆なスタイルが、目の前の風景に、遊び心を開放する。」ということで、荒野だろうが、山道だろうが走破して目的地に辿り着く、なんだかランクルのようなキャッチコピーやイメージ宣材写真を掲げ、とてもタフなSUV感を演出しています。

今回の「ランドスケープ」はゴツゴツしたオーバーフェンダーモールや、25mmアップしたサスペンション、18インチのイカついアルミホイールとオールテレンタイヤなど、オフロードを意識した装備が満載で、これが欲しかったんだ!と言わせるような外観と装備となっています。

また明るいグリーン、カーキ色っぽい配色がアウトドア感満載で個人的には好きです。

今回はそんな「クラウンクロスオーバー RS ランドスケープ」の外装チェックをしていきます。

フロント:全幅1,880mm

フロントから見ていきましょう。

このクロスオーバー ランドスケープのカラーは1色のみ。特別設定色「ブラック〈227〉×アーバンカーキ〈6X3〉」のツートンカラーのみが設定されています。

ブラックの配分は通常グレードのツートンカラーと同じようです。正面から見るとほぼブラックですね。

グリルのデザインは通常モデルと同じようです。

ヘッドライトはG以外の上級グレードに装備される4眼タイプのLEDヘッドランプです。

異なるのはその横幅のサイズ。通常仕様のクロスオーバーは全幅が1,840mmですが、特別仕様車であるランドスケープは40mmプラスの1,880mmです。

これはランドスケープ特別仕様のオーバーフェンダーモールのせいでしょう。

また、トレッド幅がフロント:1,605mmから1,600mm、リヤ:1,615mmから1,605mmへ短くなっています。これはホイール幅が標準よりも広がっているのが原因のようです。

これは余談ですが、ヘッドライトのサイドに隠れクラウンがあります。これは全グレード共通だったと思います。

サイド 全長:4,930mm・全高:1,565mm・ホイールベース:2,850mm・最低地上高:172mm

サイドを見ていきましょう。デザインはオーバーフェンダーとホイールがランドスケープ特別仕様ですので、印象が違いますね。

サイズを見ていきますと、全長はノーマルのクロスオーバーと変更ありません。

サスペンションがランドスケープのために特別に用意されたものになっています。サスペンションのチューニングを変更することで標準モデル比25mm上がっているので、全高が1540mmから1565mm、最低地上高が145mmから172mmへアップしています。

これによって悪路走破性と視界の向上に貢献します。

“LANDSCAPE” 専用オーバーフェンダーモール

このランドスケープ専用のオーバーフェンダーモールはこのランドスケープのキャラクターを際立たせています。

ものすごい存在感を放つオーバーフェンダーの塗装はその名も「GORI GORI BLACK塗装」。物凄いゴツゴツしています。

凹凸があって、艶消しのこのデザインはまるで社外のドレスアップパーツのようです。これをメーカーが出してくるのはすごいですね。

分厚く、さらにビス留めしている感じはタフさ、アウトドア感を演出してます。

特別仕様のホイール+赤いマッドガード

フェンダーと同じく、この特別仕様のホイールも存在感がすごいです。

18インチの切削加工のアルミホイールと、245/60R18オールテレインタイヤ、そしてクラウンマークのセンターオーナメントが格の違いを放っています。

通常モデルのRSグレードは21インチホイールで225/45R21タイヤですが、ランドスケープは18インチにインチダウンしながらも、悪路も走れる245/60という幅広で分厚いオフロードタイヤを履いています。

https://toyota.jp/info/crowncrossover/special_landscape/?padid=from_crowncrossover_top_sp-t-special_landscape

マッドガードが標準でついています。

カラーはレッドのみ。好みは分かれるところですが私は好きです。

クラウンの王冠マーク付きです。

システムキャリア・ベースラック(オプション)+innoルーフデッキ

頭上のラックも気になりますよね。

これまでのクラウンクロスオーバーのイメージだと、ルーフレールも想像つかないくらいのラグジュアリーポジションの車かと思いましたが、このランドスケープはつけた方がしっくりくる感じがあります。

この土台のレール部分だけが販売店オプションとして用意されています。

トヨタが出しているのは上の写真のベースのみです。

こちらは「販売店装着オプション」という扱いになりまして、システムキャリア・ベースラックの価格が44,990円(税込)+工賃となります。さらにシステムキャリア・ベースラック保護シート1,100円(税込)となります。全部で5万円くらいですかね。

ベースの上の台はまた別売りとなりますので注意が必要です。

展示車にはinnoというメーカーの「ルーフデッキ」、そしてデッキの周りを囲っている手すりみたいな「レールキット」を装備しています。

↓こちらデッキイメージ※これが適合するかは不明


↓こちらレールキットイメージ※これが適合するかは不明

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

INNO(イノー) INA510用 レールキット ブラック(BLACK) IOP50
価格:15,788円(税込、送料無料) (2024/7/2時点)


トヨタの公式ページでは装着されているデッキやレールの型番を公開していませんので詳しくは販売店に確認してください。

デッキが大きさにもよりますが、5〜10万、レールが2万円ほどしますので、ベースとデッキ総額で10〜15万円くらい見といた方が良いかもしれません。

フォグランプ

リアフォグランプが標準でついているのも、ランドスケープの特徴です。

このライトはランドスケープ以外はメーカーオプションです。

このフォグランプがあれば、視界の悪い暗い山道や雨、雪、霧がかった道も安心ですね。

トーイングヒッチ(キャップ:王冠マーク刻印)

トーイングヒッチが標準装備され、牽引車も取り付け可能です。

スチール製の剛性のありそうな部品です。

クラウンの王冠マークのキャップが目立ちます。

許容牽引荷重:750kg (取付穴からヒッチボールの中心までの距離がL225mm/H239mmの場合)■トレーラーの牽引には、ヒッチボール、コンバーター、ワイヤーハーネスが別途必要となります。また販売店でヒッチボール、コンバーター、ワイヤーハーネスは取り扱っていません。

https://toyota.jp/info/crowncrossover/special_landscape/?padid=from_crowncrossover_top_sp-t-special_landscape

トレーラーを牽引するには別途パーツが必要のようです。

クラウンクロスオーバーとは全く別物

外装チェックをしてきましたが、雰囲気はラグジュアリー感溢れるクラウンクロスオーバーとは全く別物のような感じがします。

新型クラウンが次々と発売される中、最初に出たクロスオーバーはかなり日陰の存在となりつつありましたが、このランドスケープはピョンと頭が出てくる存在感があるのではないでしょうか。

クロスオーバーということで発売されたモデルでしたが、SUV感が薄いのが個人的にはなんだかポイントでしたが、このランドスケープはそのちょっと足りないポイントを見事に払拭してくれる特別仕様車です。

外装では、存在感のあるホイール、凸凹ゴツゴツしたオーバーフェンダーモール、そしてラック。

加えて、25mm上がったサスペンション、車高がランクルのようなタフなSUV感を演出させ、高級感とアウトドア感を見事に両立し、ノーマルとは全く別物の特別な車両に仕上がっていました。

2024年の特別生産ということで期間限定車両ではありますので、欲しい方は早めに動かれることをお勧めします。

次の記事では内装チェックをしていきますのでお楽しみに。

皆さんの参考になれば幸いです。

>>次の記事:【内装編】クラウンクロスオーバー”ランドスケープ”だけの特別な可倒式リヤシートとマイナーチェンジしたインテリアを見る

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