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【内装・運転席編】2025年 スバル フォレスター X-BREAK S:HEV EX|撥水素材と先進装備が融合したコックピット

2025年モデルのスバル・フォレスター X-BREAK S:HEV EXは、アウトドア対応のタフさと先進装備を融合した特別仕様のSUVです。

撥水性ポリウレタンと合成皮革を組み合わせたシートにグリーンステッチを施し、水や汚れに強い実用性と上質な質感を両立。

12.3インチフル液晶メーターや11.6インチセンターディスプレイを標準装備し、ナビやアイサイトXと連動した高い操作性を実現します。

さらに、EXにのみ装備される10ウェイパワーシートやステアリングヒーター、ドライバーモニタリングシステムなど、日常から長距離ドライブまで快適な装備が充実。

今回は、このX-BREAK S:HEV EXの運転席周りの魅力を写真とともに詳しく解説します。

ドアトリムのデザインと質感:グリーンステッチと機能性の両立

X-BREAK S:HEV EXのフロントドアトリムは、写真からも分かる通り、SUVらしい無骨さと上質感をバランス良く両立したデザインです。

アームレストや上部のパネルには、シートやセンターコンソール同様のグリーンステッチが走り、X-BREAK専用の統一感あるインテリア演出が際立っています。素材はソフトパッドとハードパネルを組み合わせ、触れる部分はしっとりとした質感で、実用性を求める部分には耐久性の高い樹脂を使用。ドライバーや同乗者が日常的に手を触れる箇所の質感にこだわりながら、オフロードシーンにも対応できる耐久性を兼ね備えています。

さらに、写真下部で確認できるように、Harman Kardonスピーカー(オプション)がドア下部に配置され、音質面でもプレミアム感を演出しています。音楽を楽しみたいユーザーにとって、車内の音響環境の質を大きく高める要素になっています。

全体的に、アウトドア志向の耐久性と上質な見た目、そして機能性をバランスさせたドアトリムとなっています。

本革巻きステアリングとグリーンステッチが際立つ操作系

上質な質感と機能性を備えたステアリング

X-BREAK S:HEV EXのステアリングホイールは、本革巻きにグリーンステッチを施した専用デザイン。手触りは柔らかく上質で、長時間のドライブでも疲れにくいグリップ感が特徴です。

冬場の運転で重宝するステアリングヒーターを標準装備し、季節を問わず快適に操作できます。

また、裏面にはパドルシフトを備え、スポーティなドライビングを楽しむ際もシームレスな変速が可能。

左右のスポーク部にはオーディオやナビ操作用スイッチも配置され、視線を大きく逸らさず直感的な操作ができます。質感と操作性を両立させたステアリング周りは、アウトドア派にも日常ドライバーにも満足感を与えます。

12.3インチフル液晶メーターとアイサイトアシストモニターで未来感を演出

多機能表示と高い視認性で安全運転をサポート

スバル公式サイトより:https://www.subaru.jp/forester/utility/

12.3インチフル液晶メーターは、デジタルとアナログ風の切り替えが可能で、ハイブリッドのエネルギーフローやパワーメーター、燃費情報をひと目で確認できます。

スバル公式サイトより:https://www.subaru.jp/forester/safety/

加えて、アイサイトX搭載車専用のアイサイトアシストモニターがフロントガラス内に投影され、車線維持支援や制御状況を直感的に確認できるのも特徴。

これにより視線移動を最小限に抑え、運転中の集中力を保ちながら安全性を高めます。ドライバーモニタリングシステム(顔認証)も標準搭載で、わき見や居眠り警告に加え、個別ドライバー設定の自動呼び出しにも対応。最新のドライバー支援機能と高精細表示が、運転席の先進感を高めています。

撥水性ポリウレタンシートと快適装備が生むアウトドア対応の室内

水や汚れに強く、ロングドライブも快適

シート素材は、撥水性ポリウレタンと合成皮革のコンビネーション(ブラック/グレー+グリーンステッチ)

アウトドアや悪天候時でも水や汚れが浸透しにくく、手入れのしやすさが魅力です。座面と背面は適度なホールド感があり、長距離ドライブでも体をしっかり支えます。

EXグレードは、運転席に10ウェイパワーシート(ランバーサポート付)、助手席は8ウェイパワーシートを標準装備し、乗降時にシートがスライドしてスペースを確保する自動後退機能も搭載。さらに、アクセスキー連動のシートポジションメモリー機能やフロントシートヒーターも備わり、ドライバーと同乗者の快適性を両立しています。

インパネデザインと11.6インチセンターディスプレイ

このインパネは、X-BREAK S:HEV EXの特徴である無骨さと先進性を両立したデザインが強く感じられます。

助手席側に広がる幾何学的な3Dパターンパネルは、光の角度で陰影が変化し、SUVらしいタフさに動きのある表情をプラスしています。アクセントとして入るグリーンステッチのラインが、X-BREAK専用カラーらしさを強調し、スポーティでありながら落ち着いた雰囲気を演出。

大型ディスプレイと充実の操作性

中央には、縦型の11.6インチセンターディスプレイが大きく配置され、ピアノブラック仕上げのフレームで囲まれているため、シンプルながらもモダンな印象を受けます。タッチ操作のUIに加え、ボリュームやチューニングのダイヤルが物理スイッチで残されている点も好印象で、走行中の直感的な操作性に配慮されています。

このセンターディスプレイでナビ、オーディオ、空調、車両設定を一括で操作可能。Apple CarPlayやAndroid Auto対応でスマートフォンとの連携もスムーズです。

シフトレバーとセンターコンソールのデザインと機能性

センターコンソールパネルを見ていきましょう。

ワイヤレス充電とデバイス対応の便利なレイアウト

ディスプレイの下には、USB Type-A(2.4A)とType-C(3.0A)ポートが並んで装備され、複数のデバイスを同時に充電可能です。

さらに、Qi対応のワイヤレス充電パッドが配置されています。写真からもわかるように、滑り止め加工が施されたマット仕上げで、走行中にスマホがずれにくいのが特徴。

スマホやガジェットを多用するユーザーにとって、利便性が高いポイントです。

グリーンステッチが映えるシフト周り

写真で見ると、シフトレバーとその周辺は、グリーンステッチを基調としたデザインで統一されています。

他のグレードは本革巻のシフトレバーですが、X-BREAKはそのアウトドアなコンセプト通りの樹脂製でシンプルなシフトレバーを採用しています。

ちょっとチープさもありながらも、シンプルで手触りはしっかりしており、グリップ感、操作感も良好です。

シフトブーツにグリーンステッチが施され、外装やシートとカラーコーディネートされているため、インテリア全体に統一感を演出。

パネル部分はピアノブラック調で光沢感があり、SUVらしいタフさの中にも上質さを感じさせます。

ドリンクホルダーとアクセサリー電源でアウトドアにも対応

コンソール中央には、2つのカップホルダーが並び、間にはドリンクをしっかり固定できるホールド機構が備わっています。大小さまざまなサイズのボトルやカップを安定して置けるため、街乗りからアウトドアまで安心です。

その隣には12V/120Wのアクセサリー電源ソケットが配置され、ポータブル冷蔵庫や車載電源機器への給電が容易。アウトドアユースを意識した機能性がしっかり盛り込まれています。

電動パーキングブレーキと操作性の高いスイッチ配置

シフト手前には、電動パーキングブレーキと「VIEW」スイッチが手元にまとまっており、走行中も視線を大きく逸らさずに操作が可能。

センターコンソールボックス

アームレスト部分は、グリーンステッチを施したソフトパッド素材で覆われており、肘を置いたときの質感と快適性がしっかり確保されています。グリーンのステッチはシートやシフト周りと統一されたカラーリングで、インテリア全体の一体感を高めています。

ボックス内部は、深さがしっかり確保され、長財布や小物類を収納できるサイズ感。底面はフェルト素材で覆われており、走行中でも収納物がカタつきにくい工夫がされています。

さらに特徴的なのは、ETC 2.0ユニットが内部にビルトインされている点。多くの車種では運転席右下あたりに配置されることが多いですが、このフォレスターではコンソール内に設置されているため、ドライバーだけでなく助手席からもカードの抜き差しや確認がしやすい仕様になっています。

収納スペース自体は深さ優先で仕切りがなくシンプルなため、荷物を整頓するにはトレーや小分けケースを活用すると便利。アウトドアギアや車内アクセサリーの収納にも対応できる、シンプルかつ実用的な収納スペースとなっています。

まとめ:ドライバーを中心に据えた快適空間、次はリアの実用性をチェック

フォレスター X-BREAK S:HEV EXの運転席まわりは、アウトドアシーンでの実用性と先進装備の融合が光る空間に仕上がっています。撥水性シートやグリーンステッチによる専用デザインでタフさを演出しつつ、12.3インチフル液晶メーターや11.6インチセンターディスプレイといった最新装備がドライバーをサポート。パワーシートやステアリングヒーター、ドライバーモニタリングシステムなど快適性と安全性も充実しており、日常走行から長距離ドライブまでストレスなく過ごせます。

次回は、「後部座席・ラゲッジ編」として、広々としたリアシートの快適性やシートアレンジ、484Lの積載容量を誇るラゲッジルームの実用性について詳しく解説します。アウトドア派が気になる積載力やリアシートの居住性も含めて、X-BREAK S:HEV EXが持つ魅力をさらに掘り下げます。

👉次の記事:【後部座席・トランク】クラウンエステートの内装チェック!写真で見る広々後部座席と2mトランク空間を見る

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