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【内装・運転席編】2025年 スバル フォレスター SPORT EX|ブロンズ加飾が光る先進コックピット

2025年にフルモデルチェンジを果たしたスバル・フォレスター。その中でもスポーティさと上級感を兼ね備えた「SPORT EX」は、外装だけでなく内装にも専用装備と質感の高さが詰め込まれています。今回は、運転席まわりのデザインや機能、ドライバーが実際に触れる部分を中心に、SPORT EXならではの特徴を詳しくご紹介します。

本革巻きステアリング

ステアリングホイールは、本革巻き+ブラウンステッチ仕上げで、手触りの上質さと視覚的なアクセントを両立。

リム径は適度に太く、グリップ感があり、長時間の運転でも疲れにくい形状です。

冬場の運転で重宝するステアリングヒーターを標準装備し、シーズンを問わず快適なドライブをサポート。

また、ステアリング裏にはパドルシフトを備え、スポーティなドライビングを楽しみたい場面でもシームレスに変速をコントロールできます。オーディオやナビ操作スイッチも左右に配置され、走行中でも視線を大きく逸らさずに操作可能。質感だけでなく、操作性にもこだわったステアリングまわりとなっています。

12.3インチフル液晶メーターの先進表示

アイサイトXやナビと連動する多機能表示

スバル公式サイトより:https://www.subaru.jp/forester/safety/

SPORT EXの象徴ともいえるのが、EX専用装備の12.3インチフル液晶メーターです。

従来のアナログ指針風デザイン(EXでないSPORTはアナログメーター)から先進的なデジタル表示まで切り替え可能で、ドライバーの好みに合わせてカスタマイズが可能。

スバル公式サイトより:https://www.subaru.jp/forester/utility/

さらに、アイサイトXの作動状況や先進運転支援機能のステータス、ナビ情報、燃費や車両データを一画面で直感的に確認できます。高精細な表示と自動調光機能により、昼夜を問わず視認性が良好。

メーター中央部には地図やルートガイドも表示されるため、視線移動を最小限に抑えて運転に集中できます。この液晶メーターの存在が、SPORT EXのコックピットを未来感のある空間へと昇華させています。

インパネデザイン:立体パネルとブロンズラインが際立つ質感

幾何学模様と加飾で生み出す奥行き感

SPORT EXのインパネは、ただの水平基調デザインに留まらず、助手席側に広がる立体的な幾何学模様の加飾パネルが印象的です。

上の実車写真でもわかるように、光の当たり方で陰影が変化し、車内に奥行きと動きのある表情を与えています。このパネル下部にはブロンズ調のアクセントラインが横一線に走り、シフトやホイールと同系色で統一された色調がインテリア全体のまとまりを強調。

上部はソフトパッドで覆われ、触れた際の質感の高さも実感できます。

センターには、縦型の11.6インチディスプレイが埋め込まれ、周囲をピアノブラックで仕上げることでモダンかつ高級感のある印象を形成。

実車を目の前にすると、写真以上に立体感と加飾の質感の高さが際立ち、SUVでありながら上級サルーンのような空気感を感じさせます。ドライバーだけでなく、同乗者も満足できる上質なコックピット空間を実現しています。

グローブボックスもありますが、そこまで大きくは無かったです。分厚いマニュアルが入ったらあまりものは入らないでしょう。

ナビ&インフォメーションディスプレイの利便性

11.6インチ縦型ディスプレイで直感操作

インパネ中央には、11.6インチの大型縦型ディスプレイを搭載。

Apple CarPlayやAndroid Autoとの連携が可能で、スマートフォンの地図や音楽をそのまま利用できるほか、カーナビゲーションとしても高性能です。

画面はタブレットのように直感操作ができ、空調やオーディオ、車両設定も一括管理できる統合システムを採用。

マルチタッチやスワイプ操作に対応し、操作レスポンスも滑らかです。

下部にはUSB Type-A/C端子とワイヤレス充電機能も装備され、スマホ世代にも優しい仕様。センターコンソールの操作性と一体になったディスプレイ構成で、機能性とスタイル性を兼ね備えています。

シフトレバー&センターコンソールのブロンズ加飾

外装との統一感を演出するアクセントカラー

SPORT EXのシフトレバーまわりは、他グレードとの差別化が際立つポイントです。

本革巻きシフトレバーにはブロンズ加飾が施され、ピアノブラック調のパネルと組み合わせて上質でスポーティな印象を強調。

外装の18インチホイールやサイドクラッディングのブロンズアクセントとリンクし、内外装の一体感を高めています。

シフトパネルはピアノブラックの加飾、そして周囲にブロンズステッチが施され、プレミアムSUVらしい雰囲気を演出。

シフトレバー手前には電動パーキングブレーキと「VIEW」スイッチが配置され、シンプルなスイッチ配置。

その手前には12Vのアクセサリー電源、そして小物置きがちょっとありますね。

センターコンソールボックス

センターコンソールボックスのアームレストもステッチが入っています。

蓋を開けるとETCの差し込み口がありました。大体運転席の右膝あたりにあるモデルが多いですが、珍しいですね。

ボックスの容量は少なくなりますが、こちらの方が刺さっているか助手席の人も確認できるので使い勝手は良いかもしれませんね。

運転席シート

ウルトラスエード®と快適機能が生む上質空間

運転席には、ウルトラスエード®/合成皮革コンビネーションシートを採用。柔らかな手触りと滑りにくい特性でホールド性に優れ、長距離ドライブでも疲労を軽減します。

運転席は10ウェイ、助手席は8ウェイのパワーシートを備え、ランバーサポートも装備。

さらに運転席にはシートポジションメモリー機能と乗降時の自動後退機能が付いており、ドライバー交代時や乗降時の快適性が向上しています。

サンルーフ:運転席上部まで広がる開放感のあるガラスルーフ

前席のための明るさと視界を広げるデザイン

フォレスター SPORT EXには、運転席上部を中心に配置された電動スライド式サンルーフが備わっています。

開口部は前席上までの範囲で、後部座席まではかかっていませんが、ドライバーと助手席乗員にしっかりとした開放感をもたらします。

写真でわかるように、ルーフのほぼ中央部から前方にかけてガラスが広がっており、走行中でも自然光を取り入れることで車内が明るく感じられます。

サンルーフを開放すると、風の流れや光の入り方が変わり、運転中の気分もより軽やかになります。天井部分はブラック基調のライナーで引き締められ、ブロンズ加飾やブラウンステッチのインテリアカラーと調和。実際に車内で見上げると、ガラスエリアのサイズは適度で、直射日光を避けたいときはシェードを閉じることで快適性も確保できます。運転席を中心とした特別感を演出するサンルーフは、日常のドライブでも視界の広がりを実感できる快適装備といえるでしょう。

まとめ:ドライバーのための上質空間、次は後席とラゲッジをチェック

フォレスター SPORT EXの運転席は、ウルトラスエード®シートやブロンズ加飾、12.3インチ液晶メーターといった専用装備によって、スポーティさと上質さを兼ね備えた特別なコックピットに仕上がっています。ステアリングヒーターやドライバーモニタリングシステムなど、快適性と安全性を高める機能も充実しており、日常使いから長距離ドライブまで幅広いシーンで高い満足感を提供します。

次回は、「後部座席編」でゆとりある居住性やシート機能、快適装備を詳しく紹介し、「トランク編」ではラゲッジルームの実用性やアウトドアで役立つ装備を解説します。ドライバーだけでなく同乗者や荷物にも優れた使い勝手を備えたSPORT EXの魅力を、順を追ってチェックしていきましょう。

👉次の記事:【後部座席&トランク編】2025年スバル フォレスター SPORT EX|足元が広いリアシートと余裕のラゲッジサイズを徹底解説

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