2024年4月にマイナーチェンジを実施した、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」。人気グレード「e:HEV Z・PLaYパッケージ」も改良を受け、内装も様々な進化を遂げました。
前編では運転席を徹底解説しましたが、後編では後部座席とトランクにフォーカス!広さ、座り心地、機能性を徹底解説し、ヴェゼルZ・PLaYの居住性と積載性を隅々までご紹介します。
目次
ドア
ドアは基本ウレタン素材ですが、ドアハンドルあたりは白っぽい「グレージュ」カラーのソフトパッド「プライムスムース素材」で明るい印象です。
さらにライトブルー塗装のドアライニングガーニッシュが入っているのが今回の2024マイナーチェンジPLaYの特徴です。
この展示車はオプションのプレミアムオーディオが入っているので、ドアの上部にもスピーカーが装備されています。
ヴェゼルZ・PLaY 後部座席
後部座席を見ていきましょう。
シートは白っぽい「グレージュ」カラーのプライムスムース素材とグレーっぽいファブリック素材のコンビシートです。
さらによく見てみるとライトブルーのステッチが入ってかなりオシャレというか、センスが良いというか、遊び心があります。
今回のマイナーチェンジで、ヘッドレストが大型化しているのがポイントです。
上の写真がマイナーチェンジ前の車両ですが、ヘッドレストの形状が大きく異なっていることが分かります。
アームレスト
アームレストは、今回の2024マイナーチェンジで上部にハンドストラップが付けられ、引き出しやすくなっています。
マイナーチェンジ前はストラップがなかったので、隙間に手を突っ込んで引き出していたんですよね。
アームレストは標準的なタイプです。
ドリンクホルダーが2個あります。
PLaYパッケージはブルーとオレンジのアクセントが入ったタグがありますね。
このアームレストを引き出すと、水平で止まらず、ぼてっとシートにつくのはなんかカッコ悪い気はします。
センターコンソール裏のエアコン吹き出し口+充電
最上位グレードのZグレードではセンターコンソールボックス裏にエアコン吹き出し口がつきます。
このエアコンはあくまで吹き出し口であって、風量の調整しかできません。高級車にある温度調整などのエアコンは入っていません。この名称も「リアベンチレーション」ということになっています。
その下にはUSBタイプCの差し込み口が2つあります。
このUSBチャージャーはZが標準で、XとGグレードではオプションで取り付け可能です。
価格は11,000円(税込・工賃別)です。意外といい感じの値段で装着できますね。
シートポケット
シートポケットは運転席助手席両方に装備されています。
この運転席助手席両方なのはZグレードのみで、XとGでは助手席側のみとなります。
装備表には「シートバックポケット&スマートフォンポケット」と記載があります。シートポケット内側のもっこり出ている部分がスマートフォンポケットでしょうか。ここにスマホを挿して充電するイメージでしょう。
パノラマルーフ(オプション)
オプションのパノラマルーフは後部座席の頭上にも広がっていて解放感があります。
パノラマルーフを選択するとインテリアの壁がブラックになるので注意しましょう。白だと眩しいのでしょうね。
マイナーチェンジ前のZ PLaYパッケージはパノラマルーフ標準でしたが、納期短縮の都合でオプション扱いとなったようです。
トランク
トランクは、クーペスタイルSUVということでリアガラスが寝ているタイプとなりますので荷室の高さはありません。
後部座席を出した状態ですと、正直あまり広くはありません。
荷室空間を売りにしていないので、メーカーホームページでも荷室サイズを公表しておりません。
マイナーチェンジ前のデータですと、横幅:1000mm、奥行き:750mm、高さが770mmです。
荷室の右側には少しえぐれがあって小物が入るようになっています。
e:HEVモデルですが、100V電源はないようです。
左側を見ていきましょう。ライトの横に荷かけフックがありますね。
こちらはえぐれが無く、オプションのプレミアムオーディオが入っています。
床下収納はほとんどなく、手前に細長いものが入るだけです。
パワーテールゲート
ZグレードとPLaYパッケージではハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付)が標準装備です。
下のグレードのXとGは手動となります。
これあると便利ですよね。手動は結構疲れます。
トノカバー標準(パーセルカバー)
トノカバー、トノボードとかメーカーによって色々呼び名のある荷物の目隠しカバーが標準で装備されます。ちなみにホンダは「パーセルカバー」と呼んでいるようです。
PLaYパッケージとZグレードに標準で装備され、他のグレードではオプションとなり、13,200円(税込・工賃別)となります。
後部座席を倒す
後部座席を倒すには肩位置にあるレバーを引いて倒します。
後部座席を倒すと、イマイチであった荷室空間が広がり、フルフラットな荷室空間となります。
マイナーチェンジ前の数値ではありますが、後部座席を倒すことで、奥行きが75cmから168cmになります!
他モデルでは後部座席とトランク部分に絶望的な段差がある車が多いですが、ヴェゼルは違います。
後部座席は背もたれが倒れるだけでなく、座面部分が床にスライドしていくダイブダウン方式を採用することで、厚みの出ないフルフラットの荷室空間を作り出しています。
足元広々!
上の写真はXのHUNTパッケージですが、内部は同じなので流用します。
足元空間は広々。身長168cmの筆者が浅く座っても膝と前列シートに余裕があります。
ランクルなど、一見大柄に見える車でも荷室や3列シートを確保するためか、2列目が意外と広くない車種があります。
しかし、最近出ましたWR-Vもそうでしたが、ホンダ車は全長はコンパクトでも2列目空間の広さにこだわる傾向にありますね。
後部座席中央の段差もなく床がフルフラットですので、余裕の空間がヴェゼルにはあります。
見かけによらず快適な後部座席
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、2024年4月にマイナーチェンジされたヴェゼルZ・PLaYの後部座席とトランクを、画像多めで解説しました。
広々快適な後部座席、使い勝手抜群のトランクを備えたヴェゼルZ・PLaYは、ファミリーやアウトドアをアクティブに楽しむ方にとって、まさに理想の1台と言えるでしょう。
快適な空間で家族と楽しい時間を過ごしたい方、荷物をたくさん積んでアクティブに活動したい方は、ぜひヴェゼルZ・PLaYを検討してみてはいかがでしょうか?
しかし、ヴェゼルZ・PLaYの魅力は後部座席とトランクだけではありません。
マイナーチェンジでさらに進化したヴェゼルZ・PLaYには、上質でスタイリッシュなデザイン、先進の安全運転支援ホンダセンシング、快適な乗り心地、燃費性能、充実した装備といった魅力が詰まっています。
ヴェゼルZ・PLaYは、すべての方におすすめできる1台です。
ヴェゼルZ・PLaYのすべてを、ぜひあなた自身の目で確かめてください!
■ ヴェゼルZ・PLaYの詳細情報
ホンダ ヴェゼル 公式サイト: https://www.honda.co.jp/VEZEL/
ヴェゼルZ・PLaY マイナーチェンジ情報: https://global.honda/jp/news/2024/4240425-vezel.html
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