マクラーレン「アルトゥーラ」の実車をマクラーレン60周年記念イベントで見てきました。
価格は3070万円。マクラーレンの量産型としては初のモーターを積んだ車ということで、これまでのガソリンエンジンだけのモデルにはない技術が詰まっています。今回はその外観デザインをじっくりと見ていきましょう。
目次
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スペック
- エンジン:3.0リッター(2,993cc)V6 ツイン・ターボチャージャー
- モーター:アクシャルフラックスモーター
- バッテリー:リチウムイオン 7.4kW/h
- 駆動方式:MR(ミッドシップ・リヤドライブ)
- トランスミッション:8速+Eーリバース・シームレスシフトギヤボックス(SSG)
- 最高出力:680馬力(7,500回転)エンジン585馬力+モーター95馬力
- 最大トルク:720N・m(2,250回転)
- 0-100km/h:3秒
- 最高速度:330km/h
- EV航続距離:30km
ハイブリッド車ということで、エンジンの排気量はスーパーカーとしては大人しめの3リッター。
3リッターでもエンジンだけで585馬力も出してしまうので驚きです。
フロントビュー 全幅2,080mm
車幅はなんと2m超えの2080mmです。
ライトは小さなLEDライトが集合しています。ライト下は、フェンダー内へのエアインテークかと思いきや、ラジエターコアでしょうか。
フロントグリルはそこまで主張がありませんね。冷却のためのラジエターコアが何個も見えます。
サイドビュー 全長:4,539mm・全高:1,193mm・ホイールベース:2,640mm
流れるようなデザイン。
大きなエアインテークが見えます。ここからエンジンへ風を送るのでしょう。
Cピラーが立体的な造形です。橋のようですね。
ホイール
10スポーク・スーパーライトウェイトアロイホイール。フロント19インチ、リヤ20インチホイールです。
ピレリのP ZEROタイヤ。
カーボンセラミックディスクブレーキを搭載。ブレーキキャリパーはマクラーレンのロゴ入りで、フロントは6ポッド、リヤは4ポッドキャリパーです。
リヤビュー
リヤはエンジンルームが存在感を放っています。
エキゾーストの位置は高いです。
下部には整流効果のあるエアロパーツが取り付けられています。チラッとエンジンが見えますね。
エンジンカバーは開閉しないようで、エンジンは見えません。
これからマクラーレンは電動化へ
マクラーレンは、2025年までにすべてのラインナップにハイブリッドモデルを導入し、2030年までにすべてのモデルをEVに切り替える予定です。
フェラーリやランボルギーニもハイブリッド車を発表していく中、スポーツカーにも電動化の波が押し寄せています。
2023年、マクラーレンからは720の後継となる「750S」が発表され、しばらくはガソリンエンジン車が販売されますが、徐々に電動車へ切り替わっていく予定です。
皆さんの参考になれば幸いです。
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