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新型フォレスター プレミアム内装がここまでおしゃれに|レザーシートオプションの価格とMJ・CJの違い

フォレスター Premium S:HEV EXは、見た目こそ落ち着いたSUVですが、実はオプションの選び方ひとつで印象が大きく変わる一台です。とくに本革シートを含む「MJパッケージ」を選択した瞬間、車内の雰囲気はガラッと変わります。

標準仕様が実用性重視のクリーンな空間だとすれば、本革シート装着車は一気に“大人っぽく、オシャレなプレミアムSUV”へと変貌します。シートの色や質感に合わせて、ステアリングやインパネ、ドアまわりの加飾まで統一されるため、ただ高級になるというより、空間全体の完成度が一段引き上げられる感覚です。

このあたりはカタログの写真や装備表だけでは正直わかりにくい部分でもあります。そこで本記事では、実際に展示車を見て触れて感じた「本革オプションによる内装の変化」を中心に、フォレスター Premium S:HEV EXがどこまで“おしゃれなクルマ”になるのかを、できるだけリアルな視点で解説していきます。

Premium系フォレスターは「2種類の内装」を持つSUV

フォレスターの中でもPremium S:HEV EXは、少し珍しい立ち位置のグレードです。というのも、このモデルは最初から「ひとつの完成形」ではなく、2つの異なる内装キャラクターを用意しているからです。

標準内装と本革内装は思想が違う

まず標準内装は、撥水ファブリック/撥水トリコットを使った実用重視の仕立てです。
汚れに強く、気兼ねなく使える素材感で、日常使いやアウトドア寄りのライフスタイルとも相性がいい。落ち着いた色味で、フォレスターらしい安心感があります。

一方、本革シートを含むオプション内装に切り替えると、クルマの雰囲気ははっきりと変わります。ナッパレザーとウルトラスエード®の組み合わせは見た目の上質さだけでなく、触れたときの柔らかさやしっとり感も別物。さらにステッチ色や加飾パネル、シフトまわりの素材まで連動して変わるため、「部分的な高級化」ではなく空間そのものが洗練される印象を受けます。

つまり、標準内装は「使い倒せるPremium」、本革内装は「寛いで楽しむPremium」。
同じグレード名でも、狙っている世界観はまったく異なります。

X-BREAKやSPORTにはない、Premiumだけの特徴

この“二面性”は、X-BREAKやSPORTには見られないPremium系だけの特徴です。
X-BREAKはアウトドア志向、SPORTは走りとスポーティさに軸足が置かれており、内装の方向性は最初から一本に定まっています。

それに対してPremium S:HEV EXは、オプション選びでキャラクターを変えられる余白が用意されています。標準状態でも十分に上質、そこから本革オプションを選べば一段上のラグジュアリーへ。ここまで振り幅を持たせたグレードは、フォレスターの中でもかなり珍しい存在と言えるでしょう。

「見た目は控えめだけど、選び方次第で化ける」。
それがPremium系フォレスターの、いちばん面白いところです。

フォレスターのオプションは「パッケージ制」になっている

フォレスター Premium S:HEV EXのオプションで特徴的なのが、単品追加ではなく「パッケージ制」が採用されている点です。
シートだけ、オーディオだけ、といった選び方ではなく、装備と内装の方向性をまとめて決める仕組みになっています。

そのため、どのパッケージを選ぶかでクルマの印象が大きく変わります。

MC・MJ・CJの違い

まずは全体像を、分かりやすく表で整理します。

パッケージ価格(税込)位置づけ・特徴
MC0円標準状態。撥水シート中心の実用仕様
MJ396,000円プレミアム内装重視パッケージ
CJ528,000円快適装備をフルで盛り込んだ上位仕様

MCはいわばベース状態で、Premium S:HEV EX本来の落ち着いた実用性をそのまま味わえる仕様です。
そこから一気に性格が変わるのがMJ、さらに装備を積み上げた完成形がCJ、という構図になります。

MJに含まれる主要装備(今回の主役)

今回とくに注目したいのが、MJ(プレミアム内装パッケージ)です。
このパッケージに含まれる主な装備は以下の通りです。

MJパッケージの主な内容ポイント
本革シート(ナッパレザー/ウルトラスエード®)見た目・触感ともに一気に上質化
本革巻きシフトレバー(ピアノブラック加飾)手元の質感が大きく向上
ハーマンカードンサウンドシステム音の厚みと解像感が別物
アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)災害時・アウトドアで実用性が高い

ここで重要なのは、MJは「シートだけのオプション」ではないという点です。
本革シートを軸に、ステアリングやシフトまわり、内装加飾、音響、電源装備までが一体でアップグレードされます。

つまりMJは、
「内装を部分的に豪華にする」パッケージではなく、「室内空間そのものを作り替える」パッケージ

見た目の印象、触れたときの質感、車内で過ごす時間の心地よさまで変わるため、同じフォレスターとは思えないほど雰囲気が変化します。
Premium S:HEV EXを“本当にプレミアムな一台”に仕立てたいなら、MJはまさに核となる選択肢と言えるでしょう。

最上位CJに含まれる主要装備|実質「MJ+サンルーフ」の上位パッケージ

フォレスター Premium S:HEV EXに設定されているCJ(フル快適装備パッケージ)は、内容を正しく見ると非常にシンプルです。
CJは新しい装備を大きく追加するパッケージではなく、「MJパッケージに大型サンルーフを加えた構成」となっています。

つまり、内装の質感や装備内容はMJと同一で、違いはサンルーフの有無に集約されます。

CJパッケージの装備構成

CJは、以下のMJ装備をすべて含んだうえで、サンルーフが追加されます。

MJパッケージに含まれる装備(CJにも標準)

  • 本革シート(ナッパレザー/ウルトラスエード®
  • 本革巻きシフトレバー(ピアノブラック加飾)
  • ハーマンカードンサウンドシステム
  • アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)
  • 本革シート装着に伴う内装加飾の変更
    (ステアリング、インパネ、ドアトリムなどの色・素材統一)

CJで追加される装備

  • 大型サンルーフ(電動スライド式)

この一点が、MJとCJの実質的な違いです。

MJとCJの違いを簡単に整理

パッケージ主な違い
MJ内装の質感・装備を一気に格上げ
CJMJの内容+大型サンルーフ

CJは「開放感も含めて完成形にしたい人」向け

CJは、

  • 内装の質感
  • シートの快適性
  • 音響や電源装備

といった室内の完成度はMJとまったく同じです。

そこにサンルーフを加えることで、
「明るさ・開放感まで含めてフォレスターを完成させたい人」向けの選択肢になります。

逆に言えば、

  • サンルーフが不要
  • 室内の上質感だけ欲しい

という場合は、MJで十分に満足できるとも言えます。

CJは装備の内容を盛るためのパッケージではなく、
「MJをベースに、空間の広がりをプラスする最終仕上げ」
そう捉えると、非常に分かりやすいパッケージ構成です。

標準(MC)状態の内装はどういう世界観か

フォレスター Premium S:HEV EXの標準状態、いわゆるMC(0円)仕様の内装は、「プレミアム」という名前から想像するラグジュアリー路線というより、実用性と清潔感を大切にしたニュートラルな世界観でまとめられています。
派手さはありませんが、その分クセがなく、使う人を選ばない落ち着いた室内です。

標準シートの色と素材

標準シートには、
撥水ファブリック/撥水トリコット[グレー/プラチナ(ブルーステッチ)]
が採用されています。

触った印象はサラッとしており、水や汚れが染み込みにくい実用重視の素材。雨の日やアウトドア帰り、子どもを乗せるシーンでも気を遣いすぎずに使えるのが魅力です。

カラーは明るめのグレーとプラチナ系で、そこにブルーステッチが控えめなアクセントとして入ります。重くなりすぎず、車内全体が明るく見える配色です。

標準内装の印象

実際に座ってみると、標準内装の印象はとてもクリーンで健全です。
高級感を前に出すというより、「誰が使っても扱いやすい」ことを優先した空気感があります。

  • 明るくて見通しがいい
  • 汚れを気にせず使える
  • 家族やアウトドア用途でも安心

こうした要素がしっかり揃っており、日常使い・ファミリーユース・レジャー用途との相性は非常に良好です。

本革シートを選んだときの“おしゃれな変化”とは方向性が異なりますが、標準(MC)状態は
「道具としてのフォレスターらしさ」をもっとも素直に味わえる内装とも言えます。

MJを選ぶと「内装色」と「触感」が連動して変わる

フォレスター Premium S:HEV EXでMJパッケージを選ぶと、多くの人がまず「本革シート」に目が行きます。
ですが実際には、この本革シート(MJ内の中核装備)が引き金となり、内装全体が連鎖的に変わっていきます。

本革シートが引き起こす連鎖(MJ内構成)

MJでは、シートだけを本革に替える、という発想ではありません。
視界に入りやすい場所・触れる頻度が高い場所がまとめて置き換わるのが大きなポイントです。

具体的には、以下のような変更が入ります。

ステアリング

ブラウンステッチ入り本革巻き+ピアノブラック加飾に変更

シフトブーツ

ブラウンステッチ仕様へ

インパネトリム

ブラック(ブラウンステッチ)に変更

インパネ加飾パネル

プラチナ木目調から金属調パネルへ変更

これらはどれも、運転中に自然と視界に入る面積が大きい部分です。
そのため、シートを変えただけなのに、車内全体の雰囲気が別物に感じられるという現象が起こります。

MJは、
👉「シートオプション」
ではなく、
👉「内装の色・素材・触感をまとめて切り替えるスイッチ」
と考えると分かりやすいです。

ブラウン本革とブラック本革で空間は別のクルマになる

MJパッケージでは、本革シートのカラー選択によって、内装の印象がさらに大きく変わります。
同じ装備内容でも、ブラウンかブラックかで“別のクルマ”のような空気感になります。

ブラウン本革仕様|ラウンジのような温かみ

ブラウン本革を選ぶと、内装は一気に柔らかく、温度感のある空間へと変わります。

  • フロアコンソール/ドアアームレスト
    ブラウン表皮(シルバーステッチ)
  • ドアトリム
    ブラウン表皮×ブラック(スエード調のブランノーブ®)のツートーン構成

木目や革張りのラウンジを思わせるような、落ち着きと包まれ感があり、長時間乗っても気持ちが和らぐ印象です。
「プレミアム」という言葉にもっとも素直に応えてくれるのが、このブラウン本革仕様だと感じます。

ブラック本革仕様|都会的で引き締まった印象

一方、ブラック本革を選ぶと、空間はぐっとシャープで都会的になります。

  • フロアコンソール/ドアアームレスト
    ブラック表皮(ブラウンステッチ)
  • ドアトリム
    ブラック基調のシックな配色:ブラック表皮×ブラック(スエード調のブランノーブ®)

無駄な色味を抑えたことで、メーターやディスプレイの光が映え、夜間走行時の引き締まった雰囲気が印象的です。
落ち着きはありつつも、どこかクールで、ビジネスユースにも似合う空気感があります。

後部座席の“色の違い”も見逃せない

MJパッケージの変化は、前席まわりだけに留まりません。実は後部座席の印象も、標準内装と本革仕様でははっきり異なります。普段あまり意識されにくい部分だからこそ、差が出るポイントです。

標準内装の後席

標準(MC)仕様の後部座席は、全体的に明るく、広く見えるのが特徴です。
グレー/プラチナ系の色味にブルーステッチが入り、清潔感のある雰囲気。実際の寸法以上に余裕を感じやすく、ファミリーカーとしての使いやすさが前面に出ています。

子どもを乗せる、荷物を気軽に積む、といった日常用途では、気負わず使える空間です。

MJ(本革)仕様の後席

一方、MJで本革シートを選ぶと、後席もダークトーン基調に切り替わります。
色数が抑えられ、視覚的な情報量が減ることで、包まれ感と落ち着きが増す印象です。

後席に座っても「静か」「大人っぽい」と感じられ、単なる広さではなく、プレミアムSUVらしい質感が前に出てきます。移動時間そのものを快適に過ごしたい人には、この違いはかなり大きいと感じるはずです。

MJで追加される“見えない快適装備”

MJの価値は、見た目だけではありません。カタログ上では目立ちにくいですが、体感すると差が分かる快適装備も含まれています。

エアベンチレーション(前席)

本革シートとセットで装着されるのが、前席のエアベンチレーションです。
本革はどうしても蒸れやすいイメージがありますが、走行中に空気を循環させることで、夏場でも快適性を保ちます。

とくにストロングハイブリッドのS:HEVは、停車中や低速走行時でも空調が安定して効くため、エアベンチレーションとの相性は非常に良好です。

ハーマンカードン+AC100V

MJにはハーマンカードンサウンドAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントも含まれます。

音質は一段階上がり、車内で過ごす時間の満足度が向上。さらに電源が使えることで、アウトドアや非常時の安心感もプラスされます。

「音」と「電源」まで含めて上級仕様になる点は、MJの隠れた強みです。

MJはコスパが悪い?それとも最適解か

価格だけを見ると、MJは決して安いオプションではありません。ただし、向いている人・向いていない人がはっきり分かれます。

標準(MC)が向く人

  • 明るい内装が好き
  • アウトドアや子育て用途が中心
  • 汚れやキズをあまり気にしたくない

こうした使い方なら、標準内装は非常にバランスが良く、無理にMJを選ぶ必要はありません。

MJが向く人

  • 静粛性や落ち着きを重視したい
  • 長距離ドライブが多い
  • 「Premium」という名前にふさわしい内装を求めたい

このタイプの方にとって、MJは満足度を大きく引き上げる選択肢になります。

まとめ:このフォレスターは「どう走るか」より「どう過ごしたいか」で選ぶクルマ

フォレスター Premium S:HEV EXは、カタログスペックや走行性能だけで語るにはもったいない一台です。
このクルマの本質は、「運転する時間」よりも、「車内で過ごす時間をどう楽しみたいか」にあります。

標準(MC)仕様は、明るくて気兼ねなく使える、頼れる相棒のような存在です。
家族で出かける日常、アウトドア、子育て──そうしたシーンでは、この素直な内装がいちばんしっくり来る人も多いでしょう。

一方で、MJを選んだ瞬間、フォレスターはまったく違う表情を見せます。
シートに触れたときの質感、視界に入る色のトーン、静けさ。
ただ移動しているだけなのに、「この時間が心地いい」と感じられる空間へと変わります。
MJは装備を足す選択ではなく、クルマとの付き合い方を変える選択です。

そしてCJ。
MJの上質な内装に、大型サンルーフが加わることで、空間はさらに広がります。
朝の光が差し込む車内、青空を感じながら走る時間。
明るさや開放感を大切にしたい人にとって、CJは「完成形のフォレスター」と言える存在です。

このクルマは、グレード名や価格だけで選ぶと、本当の魅力を取り逃がしてしまいます。
MJにするか、CJにするか。
その選択こそが、「このフォレスターをどう楽しむか」を決める分岐点です。

もし少しでも「いい空間で過ごしたい」と思うなら、ぜひ実車を見て、座って、比べてみてください。
きっとその瞬間に、自分に合う答えが自然と見えてくるはずです。

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