2025年モデルのスバル・フォレスター SPORT EXは、ドライバー向けの上質なコックピットだけでなく、広い後部座席の快適性と大容量のラゲッジスペースも魅力のひとつです。
足元のゆとりをしっかり確保したリアシートには、リクライニング機能やシートヒーター、USBポートが備わり、長距離ドライブでも同乗者が快適に過ごせます。
さらに、509Lの荷室容量を誇るトランクは、日常使いからアウトドアまで幅広く対応。本記事では、フォレスター SPORT EXの後席とトランクの実力を、サイズや装備とともに詳しく解説します。
目次
後部座席:ウルトラスエードと快適装備でゆったりと過ごせる空間
広い足元空間とリクライニング機構で長距離も快適

SPORT EXの後部座席は、前席と同じくウルトラスエード®/合成皮革コンビシートを採用し、柔らかい手触りとホールド感を兼ね備えています。
リヤシートリクライニング機能付きです。腰位置の紐を引くと調整ができます。

リアセンターアームレストにはカップホルダーが内蔵され、同乗者の利便性にも配慮されています。カップホルダーは穴だけではなく、ドリンクを押さえるラバー付き。
広い足元空間

足元空間も広く確保され、身長168cmの私が座っても膝まわりに余裕があるサイズ感。

実は前列シートの裏がなだらかなカーブを描くように、えぐれているので、その分、膝の余裕が生まれているのです。

後部座席真ん中の足元、センタートンネル付近はちょっとだけ盛り上がっていますので。後部座席に3人乗ると中央席はちょっと窮屈かもしれません。
エアコン・シートヒータースイッチ

センターコンソール裏を見ていきましょう。
エアコンは風向きと風量調整のみで温度調整は無しのシンプルなタイプです。
後席用シートヒーター(左右)とUSB Type-C、Aタイプの両方が標準装備され、冬季の快適性やモバイル機器の充電環境も充実。
ラゲッジルーム:広い積載スペースと実用性で日常もアウトドアもカバー

サイズと装備で使いやすさを徹底追求

フォレスター SPORT EXのラゲッジルームは、荷室高:887mm、最大幅:1250mm、奥行き:928mmとSUVとして十分な積載サイズを確保。
荷室容量は512L(後席使用時)です。

トランクルームの両サイドには荷かけフックの「カーゴサイドフック」、そしてアクセサリーのフックなどを取り付けられる「ユーティリティーナット」を装備し、拡張性の高いデザインとなっています。ちなみにユーティリティーナットは両サイドと、リヤゲートに設置されており、合計8箇所装備しています。
また、手前側のレバーを引くと後部座席をワンタッチで倒すことができますので非常に便利です。
展示車にはオプションのハーマンカードンサウンドシステムが入っているのでサブウーファーがあります。

左サイドには凹みがあり、長い物や小物を入れるのに活躍します。そして左側には右側にないものがもう一つ。

DC12V/120W電源ソケットがありますね。これで電源が取れます。
後部座席を倒す

後部座席は6:4の可倒式となっています。
倒す際は肩のレバーを引くか、トランクの両サイドのレバーを引くことで倒すことができます。

倒すとかなり広くなりますね。
荷室を倒すと、全長1796mmとなります。
トランクスペースと後部座席との間に段差が生まれないよう、カバーがされているのがポイント高いです。

残念ながら後部座席を倒すと、フルフラットにはならないようです。
上向きに角度がついています。
床下収納

トランクルームの床下収納を見ていきましょう。
開けると、なかなか大きめのスペースがあります。これがハイブリッドでないSPORTの魅力です。
ハイブリッド車だと、この床下がバッテリーの収納場所となり埋まっています。このスペースは、かなりお得感あります。
まとめ:後席もラゲッジも「広さと実用性」で選べるSPORT EX

2025年モデルのフォレスター SPORT EXは、ドライバーのための上質なコックピットに加え、後部座席の広さと快適性、そして512Lの大容量ラゲッジルームによる実用性が光る一台です。
リクライニング機能付きのウルトラスエード®シートやシートヒーター、USBポートを備えた後席は長距離ドライブでも快適で、荷室もワンタッチ可倒式シートや多彩なユーティリティ装備によって日常からアウトドアまで幅広く対応。SPORT EXは、SUVとしての積載力と乗員の快適性を高次元で融合させています。
次回は、同じく2025年フォレスターシリーズのハイブリッドモデル、「X-BREAK S:HEV EX」の内外装や装備の特徴を徹底解説します。SPORT EXとの違いを比較しながら、シリーズの選び方の参考になる情報をお届けします。
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