ペーパードライバーによる試乗記第9弾!ホンダ ヴェゼル(VEZEL) に試乗しました。グレードは「G(ガソリン車)」です。今回は一番リーズナブルなガソリン車での試乗となりましたので思ったほど高級感を感じる内装では無いと感じました。
人が乗った時にストレスを感じない広さはありましたが、トランクスペースが狭いため外観イメージより車内空間の奥行き感が大きくない印象でした。
目次
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車室寸法
車内長2010mm×室内幅1445mm×車内高1240mm
ハンドル周り
ハンドルはステッチのような装飾はなくシンプルです。
バンドルのボタンはピアノブラック塗装がされており、オーディオの操作やクルーズコントロールの設定ができるようです。
Gグレードにはパドルシフトレバーはありません。
エンジンスタートボタンはハンドル右側根元についています。
メーターはスピードメーターとタコメーター両方とも針のアナログメーターとなります。
中央に液晶画面があり、燃料や燃費等の情報を表示します。
ハンドル右側横には安全装置の設定ボタンがあります。
センタークラスター
ナビはタッチパネルの標準的なサイズのものが付いていました。
四角い枠に入っていてジムニーと似た雰囲気がしました。
エアコンはオートエアコンを装備。
全グレードオートエアコン搭載のようです。
その下にはUSB接続口もあります。
センターコンソール
シフト操作は標準的なレバータイプです。
マニュアルモードはなくP R D Sを選択できます。
さらに手前を見ると、ボタン類とドリンクホルダーがあります。
ボタンはエコモード選択のボタンや、下り坂を一定速度で走る「ヒルディセントコントロール」ボタンがあります。
スポーツモードへの走行モード切り替え機能はGグレードにはありません。
ドリンクホルダーはシビックと同型の、穴だけ空いているものではなくドリンク抑えが付いているタイプです。
肘置き下の収納は小さい
とても驚いたのが肘置き下収納です。
開けると肘置きの半分くらいしかありません。
容量的には折りたたみの財布を入れて終了ですね。
運転席足元
アクセル・ブレーキペダルは吊り下げ式でシンプルなもの。
サイドには給油口開けレバーとボンネット開けレバーがあります。
給油口はプッシュオープン式が多い中、レバーを採用しています。
後部座席
後部座席の足元は先代よりも35mm広げられたようで、乗っても狭さを感じませんでした。
肘置き下の収納スペースが小さい原因が分かりました。
肘置きの裏側は大きな物入れが上下2口開いています。
これはオプション装着のための穴で、上級グレードになると上の穴がエアコン吹き出し口になり、下の穴がUSB充電口となるようです。
この穴の開き加減だとゴミ箱にしかなりませんね。
フラットに倒れる後部座席
シートの肩部分にあるレバーを引くことで後部座席の背もたれを倒すことができます。
面白いのが、背もたれを引くとシート下部分が前にスライドします。
このシートがスライドするギミックのおかげで、かなりいい感じにフラットに倒れます。
後部座席片側を倒すと、横の倒していない方の座席と段差があまりありません。
後部座席を倒すことで、ラゲッジルームの奥行き長さを750mmから、1680mmまで延長することができます。
トランクルームはあまり大きくない印象ですが、シートを倒すことで使い勝手がかなり良くなります。
次回は試乗レビュー編です。
皆様の参考になれば幸いです。