新登場したN-BOX joyターボの実車を見てきましたので、写真でチェックしていきましょう!カラーは特徴的なデザートベージュ・パール&ブラック。アウトドア感が満載なカラーです。
N-BOXシリーズはノーマル、カスタム、ファッションスタイル、そして「joy」が加わった形となります。
今回見た車両はjoyの中でも上級のターボとなります。
新型N-BOX JOYは、「デイリーアドベンチャー」をテーマに、日常に冒険心をプラスしたいユーザーに向けて開発された軽自動車です。
デザインは、SUV風の力強い印象でありながら、都市にもアウトドアにも馴染む洗練されたスタイルが特徴です。フロントグリルは、金属板をプレス成型したような立体感と、中央部の凹みが生み出す構造的な力強さが魅力。
ブラックのバンパーやドアロアーガーニッシュが、タフなイメージをさらに際立たせています。プロジェクター式フルLEDヘッドライトは、シルバーのハウジングとリングが精緻で力強い印象を与え、クルマの顔を一層印象的にしています。
新型N-BOX JOYは、SUV風の力強いデザインと、日常使いしやすい多彩なカラーバリエーションが魅力の軽自動車です。アウトドア志向の強いユーザーだけでなく、普段使いのクルマに少し冒険心をプラスしたいという方にもおすすめです。
目次
価格
価格はターボ有無、そしてカラーがモノトーンか、ツートーンかで価格が細かく変わります。
ターボ
ツートーンカラーで2,127,400円(FF)、2,260,500円(4WD)。(税込)
モノトーンで2,044,900円(FF)、2,178,000円(4WD)。(税込)
ターボなし
1,927,200円(FF)、2,060,300円(4WD)。(税込)
大体200万円前後です。
ジョイ専用デザインのフロント(カスタムあり) 全幅:1,475mm
フロントから見ていきましょう。このフロント周りが一番joyの特徴が出ているのではないでしょうか。
正面から見た感じは、ヘッドライトとグリル形状を見た感じ、ノーマルのN-BOXを踏襲し、joy専用パーツでカスタマイズされているようです。
ジョイ専用デザインのフロントグリル、そしてバンパーとなります。グリルからバンパーにかけてのエアインテークの一つ一つの大きさが大きく、SUVのような力強さを感じます。
通常はホンダの「H」エンブレムなのですが、この車両には純正アクセサリーのフロントグリルが装着されています。「HONDA」なのがちょっとレトロ感がありますね。
こちらのフロントグリルは35,200円(税込)となります。
さらに下部のジョイ専用のバンパーも、樹脂パーツと車体同色カラーが配色されていておしゃれです。
ちなみに写真で装着されているフォグライトはオプションとなります。
フォブライトの価格が本体が33,000円(税込)、取り付けアタッチメント(フォグライトガーニッシュ付き)24,200円(税込)となり、合計57,200円(税込)となります。
ジョイ専用デザインのプロジェクター式フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付)です。
上の黄色い車体はファッションスタイルのヘッドライトです。ライト周辺が黒い感じしますね。
joyはヘッドライト周りがシルバーとなっており、明る印象です。
サイドに隠れ「N」がありますね。
ウインカーはヘッドライトのリングライトが黄色く光ります。
サイドのウインカーはドアミラー内蔵式です。
スペック
- エンジン形式:S07B/水冷直列3気筒横置
- 排気量:658cc
- トランスミッション:無段変速オートマチック
- 最高出力:58馬力(7,300回転)※ターボ:64馬力(6,000回転)
- 最大トルク:65N・m(4,800回転)※ターボ車:104N・m(2,600回転)
- 燃料タンク:FFが27リットル、4WDが25リットル レギュラーガソリン
- 燃費(WLTCモード):FF 21.6km/L(カスタムは21.5km/L)・4WD 19.4km/L ※ターボ車:FF 20.3km/L・4WD 18.4km/L
軽のエンジンですが、可変バルブタイミング機構i-VTECで高性能エンジンとなっています。
ターボモデルだと、最高出力が64馬力、最大トルクが104N・mを誇ります。コペンGRが64馬力、92N・mですのでスポーツモデルよりもトルクが出ていますね。
燃費はリッター20km周辺と、軽自動車ですが、そこまで良いとは言えないかもしれません。
サイド 全長:3,395mm・全高:1,790(FF)~1,815mm(4WD)・ホイールベース2,520mm
サイドを見ていきましょう。
この車両はツートンカラーですので、ボディー色にブラックのアクセントが入ってかっこいいですね。
このサンドカラーがまた似合ってます。
ルーフとミラーはブラック。
オートリトラミラーとなります。
助手席側のドアミラーには、N-BOXの特徴的な合わせ鏡のサイドアンダーミラーを装備しています。
さらにドアハンドルもブラックでアクセントと、統一感がありますね。
そして、下部にはジョイ専用パーツである、ドアロアーガーニッシュを装備しています。
このような樹脂パーツがあると、一気にアウトドア感が出てきますよね。
ホイール
ホイールはスチールホイール丸出しのおしゃれホイールとなります。
サイズは14インチで、ターボ車は3色に分かれています。
中央のハーフホイールキャップは艶消しシルバーはモールディングシルバー、その外側のスチールホイール部分は艶ありブラックのベルリナブラック。
周囲のホイールリングはメッキ。メッキなのはターボのみです。
ターボ無しだと、周囲のホイールリングのメッキがブラックとなります。
レトロ感あっていいですね。
リアビュー
リアビューを見ていきましょう。
上部は普通ですね。カスタムのような羽のようなリアスポイラーはありません。
ホンダエンブレム下のクリスタルブラック・パール塗装のリアライセンスガーニッシュ、そして可愛らしい書体のクロームメッキの「Joy」エンブレムがいい感じです。
なんだかシックにまとめられている感じがしますね。
上の写真はファッションスタイルの車両ですが、テールライト部分がレッドのテールレンズを使用し、カラーの主張がありますね。
上の写真はカスタムです。こちらはテールライトはクリアでシックな感じ。joyはこちらのタイプを使用しています。
ただし、カスタムはバンパー部分両サイドの反射板が縦にレッドなのとエアロ感のあるデザインが、ちょっとヤンチャ感を感じます。
このジョイ専用デザインのリアバンパーは、全て樹脂パーツではなく、車体同色パーツを交えつつ、周囲を樹脂パーツを配置することで、ノーマルのN-BOXのようなツルッとした感じではなく、立体感というかアウトドア感のようなものを感じさせるデザインとなっています。
擦りやすいバンパーの両サイドは樹脂パーツとなっていますね。
トランクチェック
トランクを開けていきましょう。
トランクのリアハッチは90度近くまで上がります。
跳ね上がりすぎないのがいいですね。この角度であれば雨が降っても屋根になります。
フリードとかにはありますが、N-BOXのテールゲート部分にランプなどのものを引っ掛ける、ユーティリティーナットはないので、テールゲートにものを引っ掛けるのは推奨していないようです。
荷室空間を見ていきましょう。
後部座席の空間を広くとっていますので、トランクルームは狭いです。
普段の買い物くらいの荷物は入りますが、段ボールをとなるとちょっと心もとない奥行き、大きさです。
このトランク部分がフラットになっているので、こちらをベンチ代わりにして座ることも出来ます。
このチェック柄の床部分、N-BOXの他グレードだとトランクの開口部がより低くなっていて、荷物が積み込みやすくなっていたしかし、joyだけはシートを倒した際にフルフラットになるよう、床の高さが高くなっています。
あとでご紹介する「フロアアンダーボックス」を搭載することでかさ増しているようです。
荷室空間の両サイドには荷かけフックを搭載してます。
joy専用のフロアアンダーボックス!
joyの特徴としてはフロアアンダーボックスを搭載していて、床下収納がある点です。
フロア後端にあるフロアアンダーボックスは約18Lの大容量を確保し、両サイドには浅い底のポケットを備えています。
チェック柄の下の蓋を開けてみましょう。
樹脂パーツの蓋を開けると、意外と深い床下収納が現れます。
蓋は取り外すことも出来ます。
また、床下収納部分もトレーのようになっていて、トレーごと取り外して持ち運ぶことができます。
この床下収納は他のN-BOXには無い装備で、joyにしかありません。その分、他のグレードでは床が低くなっていて荷物の積み下ろしは楽になります。
実はこのボックスを装備することで床の高さを上げることができ、後部座席を倒した際にフルフラットになるという利点があります。
トランクの照明オンオフスイッチもjoy専用装備
トランク内の照明がトランク右側にあります。
この照明は他のN-BOXグレードとは異なることをご存じでしょうか。
実は、ON OFFスイッチがついているのです。
白いのがオンオフスイッチです。スライドすることで切り替えることができます。
おそらく車内泊なども想定しているのでしょう。ちょっとしたところですが、便利ですね。
SUV感のある軽ミニバンの誕生
新型N-BOX JOYは、アウトドアテイストを気軽に楽しみたいというユーザーの声に応え、日常の冒険をテーマに開発された軽自動車です。
デザインは、力強いフロントグリルやブラックアウトされたバンパー、ドアロアーガーニッシュなどが特徴で、SUV風のタフなイメージを醸し出します。一方で、ホイールキャップはシンプルでレトロ感のあるデザインを採用し、都市でもアウトドアでも違和感なく馴染むよう配慮されています。
コンセプトは、いわゆる「本格的なSUV」ではなく、普段の生活の中に冒険を取り入れたいというユーザーに寄り添ったものです。他の軽自動車メーカーが「SUV」と称するモデルが、必ずしも本格的なオフロード性能を備えているわけではない中で、N-BOX JOYは、その点を明確に打ち出し、ユーザーのニーズに合った提案をしている点が大きな特徴と言えるでしょう。
これらの特徴を備え、新型N-BOX JOYは、アウトドアレジャーだけでなく、普段使いにも最適な一台と言え、軽といえども他と違ったコンセプトの車に乗りたいという方にはかなりおすすめです。
皆様の参考になれば幸いです。
>>次の記事:【内装編】N-BOX Joy ターボの内装を徹底解剖! 思わず笑顔になる、こだわりの後部座席空間
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