ホンダ新型アコード2024モデルの内装は、一見するとシビックやZR-Vのような、特徴的なインパネデザインを持ち、最近のおしゃれなホンダ車のインテリアを採用したシンプルで洗練された印象を与えます。
運転席には、10.2インチのデジタルメーターパネルと12.3インチのHonda CONNECTディスプレイを搭載。デジタルメーターパネルは、車両情報や各種設定を分かりやすく表示します。また、Honda CONNECTディスプレイは、Googleを採用し、Googleマップでのナビゲーションやオーディオ、スマートフォン連携など、さまざまな機能を操作することができます。
シートは、本革シートを標準装備。座り心地は非常に良く、長距離ドライブでも疲れにくくなっています。また、前後の座席にはシートヒーターも装備されており、季節を問わず快適なドライブを楽しむことができます。
このように、新型アコードの内装は、上質な空間と先進技術が融合した、まさに次世代型セダンにふさわしい仕上がりとなっていますので早速内装を見ていきましょう。
目次
運転席は本革ハンドル・液晶メーター
運転席はシビックやZR-Vよりもワンランク上がった印象です。
まずハンドルは本革巻き(スムースレザー)のハンドルです。ステッチも入っておしゃれです。
中央部にはピアノブラックの装飾付きです。
パドルシフト?と思いきや「減速セレクター」をハンドル根元に搭載しています。
こちらでアクセルオフ時の減速度を6段階で調節することができます。エンジンブレーキ量の調整のようなものです。
仕組みはe:HEV車ですので、バッテリーの充電をしてくれる「回生ブレーキ」の効き具合(強さ)を変化させてブレーキをかけてくれる装置です。
この減速セレクターを強めにかけるとブレーキを踏まなくてもアクセルペダルを離すだけでかなり減速します。私もエクリプスクロスPHEVに試乗した際は大きな回生ブレーキに驚きました。エンジン車に慣れているとびっくりしますね。
メーターは10.2インチです。
液晶のサイズはZR-Vやシビックと同じ10.2インチです。メーターパネルの大きさの割に、液晶画面のサイズが小さくは感じます。
新型クラウンシリーズは液晶メーターのサイズが12.3インチですので、新型アコードのメーターはクラウンのメーターを見た時の感動はありませんでしたね。
メーター周囲デザインが、他モデルのように上にシェードがないデザインへと変更になっているので、より未来感は出ているのは特徴的かと思います。
メーター画面の左右にアンビエントライトの装飾が入り、とても雰囲気のある運転席周りとなっています。
インパネデザイン
インパネには一本アンビエントライトが通っていて、モダンなデザインとなっています。
ホンダコネクト、ナビ画面がワイドな12.3インチ液晶モニターで存在感、より未来感がありました。
インパネのパネルデザインもシビックやZR-Vのようにアミアミのデザインですが、これまでは六角形の集合体だったのが、三角形の集合体となっています。
この三角形の集合体デザインはグリルデザインと同じですね。
助手席側だけでなく、運転席側にも
Honda CONNECTディスプレイ・ナビ
ナビ画面は12.3インチのワイドな大画面です。
このモデルで国内向けホンダ車として初めてGoogleを搭載したということが話題となっております。
Googleアシスタントでは音声で指示が出せますし、マップはGoogleマップを使用しますので、これまでのナビのように更新作業や料金が必要なくなります。
この画面で車両の設定も行えます。
車両の映像とともに設定ができますので、わかりやすいですね!
エクスペリエンス セレクション ダイヤル
新型アコードの注目アイテムがこの「エクスペリエンス セレクション ダイヤル」。
ただの丸いダイヤルで、音量の調整とかナビの選択とかで使うと思いきや。
車の電源を入れると、これが光るんです。さらに中央はディスプレイになっていて時間が表示されています。
ダイヤルで回すことができるので、これでエアコン、オーディオなど登録しておけばワンプッシュで設定を呼び出すことが可能のようです。
置くだけ充電が標準
充電口は急速充電対応が2口あり、さらにQi対応の置くだけ充電を標準で装備しています。
置くだけ充電は意外とオプションの車種が多い中標準なのは嬉しいですね。
センターコンソール
センターコンソールはZR-Vと似た感じでしょうか。
シフトレバーやサイドブレーキレバーなどのレバー類は無く、シフト操作なんかも全てボタンで操作ができます。
ドライブモード選択やEVモードの選択もこちらで操作できます。
センターコンソールボックスを見ていきましょう。
アームレストの表皮は合皮ですが、ステッチが入っておしゃれですね。
ボックスを開けると、なかなか大きい空間がありました。
ボックス底には、インパネやグリルデザインと同様の三角形のパターンが刻み込まれて、デザインのこだわりを感じます。
ボックス内には電源も装備し、12Vのアクセサリーソケットがありました。
シート
シートは本革製ということですが、人に触れている背中とお尻部分のみで、ヘッドレストや側面は合皮となっているのがポイントです。ちょっとコストダウンですね。
シートヒーターは装備してますが、エアベンチレーションはありません。表面がパンチング加工してありそうですが、500万円以上する車両ですのでエアベンチレーションがないのは残念です。
助手席側面には助手席を動かせるボタンがあるのが特徴で、要人送迎用途のショーファーカーの要素も備えています。
後部座席
後部座席を見ていきましょう。後部座席は広々空間でした。
まず、後部座席は運転席同様に本革シート(※ヘッドレスト・側面部は除く)で高級感があります。ちょっと硬めですが。
身長168cmが乗り込むと、運転席とは拳2個分ぐらいの余裕があり、足が伸ばせます。
運転席・助手席の背後にはシートポケットを装備しています。
センターコンソールボックス裏にはエアコン吹き出し口が2口、急速充電対応USB-Cが2口ありました。
後部座席中央にはアームレストを装備し、ドリンクホルダーもありました。
トランクスルーも装備していますので、長い物も載せられます。
また、後部座席は可倒式となっており、SUVやバンのように後部座席を荷室空間とすることができます。
リアシートにはシートヒーター
リアシートにはシートヒーターを標準で装備しています。
ドアに操作スイッチがあります。
ドアにはサンシェードが
ドアにあるノブを引き上げると、、、
なんとサンシェードがありました。クラウンのようですね!
これで眩しい時も安心です。
トランク
トランクはセダンですので、高さはありませんが、容量としては広いと思います。
ゴルフバッグを最大4個積載可能とのことです。
トランクの床下にはパンク修理キットと思われるものと、少なめではありますが、小物が入ります。
アンビエントライトで幻想的な空間
新型アコードの内装を見ていきましたが、暗がりで車内に入り込むとアンビエントライトがインパネはもちろん、サイドのドアまで伸びてかなり大人な雰囲気を演出していて綺麗です。
一見、新型シビックやZR-Vと似たようなインパネデザインですが、模様が寄せ木細工のように細かくて美しいです。
正直なところ新型クラウンシリーズのようなはっとするかっこよさは薄い気がしましたが、落ち着いた大人に向けた車というコンセプトがなんとなく分かる車でした。
550万円くらいする車ですが、エアベンチレーションがあったらもっとよかったのにな〜なんて思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
おすすめ関連記事
【現車確認】ホンダ 新型アコード 2024年モデル 外観編|サイズ・価格と直線的で洗練されたデザイン
【パーツ価格まとめ】アコード スポーツライン現車確認|エアロブラックパーツで魅力度アップ!
【現車確認】ホンダ WR-V FIELD EXPLORER CONCEPTを詳細写真でその細部を見る
【現車確認】ホンダ シビックFL5 タイプR 無限グループA:実車写真満載で各部パーツの詳細をノーマルタイプRと比較紹介
【現車確認!】ホンダ 新型ZR-V 外観レビュー!カイエン感が否めない。
【外装詳細写真】ホンダ フィット(FIT) RS外観レビュー!価格・サイズ感よし
【現車確認・価格追記】クラウンセダン FCEV 外観レビュー!発売は2023年11月予定!セダンで5m超えはデカい!
PR:車買い替えを検討中ならこちら!
車を売る際には、複数の業者に査定を依頼することが重要です。最近では中古車市場が下落してきているので、買い替えを決めたら早めの売却がおすすめです。
査定には車の状態や年式、走行距離など、さまざまな要素が関係してくるため、複数の業者に査定を依頼することで、より正確な査定額を算出することができます。
出張買取で高く売るコツは、相場相応の希望価格を言い続けること。粘り強く交渉すれば価格は上がっていくようです。
>>カーネクストの詳細はこちら
>>ユーカーパックの詳細はこちら