【内装編】ホンダ 新型N-BOX(3代目)ファッションスタイルは広くて居心地が良くてびっくり

新型N-BOX(3代目)の実車を見てきました。グレードは「ファッションスタイル」で、オフホワイトの差し色がおしゃれです。

一昔前の軽自動車と比較すると、車両価格の180万円という価格は決して安くはありませんが、先進の安全装備や居心地の良いインテリアを見ればその価格に納得するはずです。

また、なんといっても天井が高いので車内が広く感じます。そしてステップワゴンのようなミニバンと同じ目線という運転席の高さも運転のしやすさにつながっています。

今回はそんな注目の新型3代目N-BOXの内装インテリアをじっくりと見ていきましょう。

運転席とメーター

ハンドルは珍しい2スポーク。握れる部分が多くて運転しやすそうです。

ファッションスタイルのハンドル素材は一般的なウレタン製。

クルーズコントロールや安全機能を搭載しているので、ハンドルのボタン類は一般的な車両と比較しても見劣りしません。

メーターは、いわゆるメーターメーターしていなくて7インチのTFT液晶メーター。

安全装備・HONDA SENSINGの状態も表示されます。

メーターの右側にはポケモンのモンスターボールのようなエアコン吹き出し口と小物入れ。

エアコンの開口部を開くと六角形の網が見えるのがさりげないおしゃれです。

その下にはリヤスライドドアの開閉ボタンがあります。タクシーみたい。

左側のリヤスライドドアは標準で電動ですが、右側はオプションとなります。（コンフォートパッケージ）

ペダル類は標準的で、吊り下げ式です。

ナビ・エアコン

ダッシュボードからセンタークラスターにかけてデザインがより洗練されました。

ナビはN-BOX専用 9インチ Honda CONNECTナビ。こちら246,400円。

8インチのホンダコネクト対応ナビは150,700円します。

エアコンはナビ下に集約され、コンパクトに収まっています。

標準でオートエアコンが入っています。

シートヒーターはメーカーオプションで、パワースライドドアなど快適装備が入っている「コンフォートパッケージ（約10万円）」を入れると付いてきます。

右側の「ECON」という緑のボタンはエネルギー効率を良くするモードということで、例えば発進時のアクセルの踏みすぎによる無駄な燃料消費量を抑えたり、エアコンのコンプレッサーの制御を調整してくれたりして燃費を良くしてくれるモードのようです。

ドライブモードの「エコモード」のようなあからさまに出力を落とすのではないので、走行フィーリングが落ちにくいのが特徴です。

ダッシュボード

ダッシュボードは平坦で広さがあり、ぬいぐるみも楽々置くことができます。

ダッシュボードのデザインも一新され、流行の直線基調のデザインとなっています。

端にはドリンクホルダー兼小物入れ、そしておしゃれなカラー、コルクカラーのインパネトレーが設置されています。

その下にはエアコン吹き出し口と、USB-CとAタイプの充電口。

グローブボックスは大きくなり、ボックスティッシュを入れてもまだまだ余裕がある容量です。

シフトレバーは大きなレバーがインパネにくっついている感じです。

隣には電動パーキングブレーキレバーがあります。

足元にはコンビニフックと、12Vのアクセサリーソケット、小物入れがありました。

コンソールパネルがないので足元が広く、前列シートはソファーのようです。

ミラー類

細かいところが見えるミラーがついているのもN-BOXの特徴です。

ドアミラーの他に2種類のミラーが付いてますので、より安全に駐車ができるようになります。

ドアミラーの根元に小さいミラーがあり、これで後輪の足元を見ることができます。

こちらのミラーは、ドアミラー外側にあるミラーとの合わせ鏡によって、前輪の下部分を見ることができます。

ドアミラーの外側にミラーがあるのはこのためだったのだと感心します。

ルーフ

ルーフにはSOSボタンもありました。

サンバイザーにはバニティミラーがあり、ライトはオプションのようです。

後部座席

後部座席を見ていきましょう。

Bピラーにはアシストグリップもあり、乗り降りしやすいです。

ファッションスタイルのシートカラーはグレージュとグレーのツートンカラー。素材はトリコット、ファブリックです。

明るいですね。

中央にはアームレストがあります。

後部座席をはね上げるとベビーカーも楽々乗ります！

シートの足元の紐を引いてシートの前後を調整します。

リヤクォーターガラスの下にはドリンクホルダーと小物入れがあります。

その下の溝はミニカーがはまる溝のサイズになっているようです。この溝をレールにしてミニカーを走らせて遊ぶことができるようで、お子様も楽しいですね！

後部座席を目一杯下げて広くすると、リヤゲートがすぐ後ろにきて、トランクが狭くなってしまいます。

後部座席ドア

後部座席ドアは、左側が標準でパワースライドドアですが、右側はオプションで電動とすることができます。

電動ですと、レバーをちょこんと引くだけで自動でドアの開閉ができます。

ドアの内側は普通車と違って特に装飾や肘置きのような出っぱりはありませんね。

ウインドウの下には仕掛けが！この黒い突起を引っ張り出すと、、、

なんと格納式のサンシェードがあります！高級車にありそうな装備がなんと、N-BOX全グレードでスライドドア左右に標準装備です。

トランク

トランクは低い床と高い天井が特徴のN-BOX。

床は地面から47cmしかありませんので、重い荷物も難なく載せることができます。

荷室の開口高は120.5cmもあります。

座席を後ろまで引くと、荷室の奥行きはあまりありませんね。

トランクルームの左側には荷掛けフックがありました。

N-BOXの「N」がデザインされているおしゃれなフックです。

まるでソファーのような座席と空間

N-BOX ファッションスタイルの内装を見てきました。

シートの素材がファブリックで、カラーが明るいグレーということもあり、車内がかなり明るく感じました。

さらに、ドアパネルやルーフも明るいカラーが使われているので、明るく清潔感があって良いです。

また、センタータンクレイアウトにより、前後座席で足元に盛り上がりが無く、運転席助手席も自由に行き来できるぐらい自由度があります。

N-BOXはステップワゴンのようなミニバンと同じ高さの目線というだけあって、とても天井が高く、さらに見晴らしが良いので、車幅は狭くは感じますが、全く窮屈な感じがしませんでした。

快適な空間、そして安全装備も充実していますし、運転士やすい。家族を安全に快適に送り迎えするなら、このN-BOXという選択肢も十分ありではないかなと実車を見て思いました。

皆さんの参考になれば幸いです。

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